10月20日、「ウマ娘 プリティーダービー」の公式サイトが更新され、米ロサンゼルスで開催予定だった『ウマ娘 プリティーダービー 7th EVENT WORLD TOUR“THE STAGE”in LOS ANGELES』の中止が発表された。
運営側は、中止の理由を《公演に必要な米国ビザを取得できなかったため》とし、19日の時点で、《渡米に必要なビザの取得に向け現地弁護士やプロモーターにご協力いただき半年以上前から準備を進めておりましたが、現時点でビザの承認が下りておりません》と説明。最終的には、苦渋の決断ではあるが開催を断念することになったといい、チケット代の払い戻しの対応を予定していると発表した。
中止の発表が開催直前だったことから、航空券やホテルなどをすでに手配していたファンも少なくなかったようで、SNSでは戸惑いの声が上がっていた。
そんななか、10月21日、運営は《本公演に現地参加される予定であったお客様に対し、宿泊費・交通費に関する費用の返金を予定しております》と追加の対応を発表。続けて、《宿泊・交通機関のご予約をキャンセルされたお客様には、キャンセルに伴い発生した費用のお支払いをいたします。すでに現地に渡航・到着されていたお客様には、対象となる期間と条件を設けさせていただき返金をさせていただきます》と手厚い対応を報告した。
ファンが自分で手配した航空券や宿泊代まで補償されるケースは珍しく、それだけに、ネットニュースのコメント欄やXでは、
《長期的にみたらプラスと考える。これが単発のイベントとかだったら顧客無視して保証は最低限にってとこだろうけど月に何百億稼ぐビッグコンテンツでこれからも稼ぎ続けるであろうからね。ケチケチしてたら海外行くほどの太客も課金も遠のくだろうしこの対応は大正解だと思うよ。》
《利益と評判を落とすことのデメリットを天秤に掛けての判断だろうけど、いやはや流石としか言えないわ》
などと、今回の対応を「ウマ娘」の収益規模と結びつけ、中長期的な視点から評価する声も寄せられている。
「公式発表ではないものの、過去にスマートフォン向けアプリの市場調査会社は、『ウマ娘 プリティーダービー』がリリース初月の1カ月間の収益が約140億円だったと発表しています。
また、モバイル版『ウマ娘 プリティーダービー』は2024年3月までの世界累計収益が約3790億円と報じられており、そうした巨大収益があったからこそ、今回の対応が可能だったと考えるファンも少なくなかったようです」(ゲーム雑誌ライター)
チケット代に加え、宿泊費や交通費に関する費用まで返金するという今回の対応は、多くのファンの記憶に残りそうだ。
画像ページ >【写真あり】「ウマ娘 プリティーダービー」が報告した米国イベ中止の文面(他1枚)
