「バリ島に来たなら、伝統舞踊のレゴンダンス鑑賞は外せないでしょ」

ということで、ウブド王宮で夜間行われるレゴンダンスを見に行ったの。

バリ舞踊はバリ島内の様々な場所で公演されてるんだけど、芸術の村ウブドでは楽団や舞踏団のレベルも高いから、ココで鑑賞するのがオススメ。

夕日が落ちて会場が暗くなった頃、ステージを清める儀式が終わると同時に、インドネシアの打楽器ガムランの神秘的な音色が響き渡る。

その神聖な風景と音色に鳥肌が立ったわ。いよいよショーの始まりよ~ッ!!

上演されたのはレゴンクラトンという宮廷舞踊。
ある国の王様と、その王からの求婚を拒否する王女の物語。

最初は神々を歓迎する華やかなガボールというウェルカムダンス。
続いてバリの王の為に戦う戦士の踊りバリス。
見た目はコミカルだけど、この踊りには高い技術が必要だそうよ。

そして、いよいよチョドンと呼ばれる舞踊団ジャヤ・スワラの花型ダンサー登場!
チョドンは一人で踊るから舞踏団の中でも踊りが上手で美人が担うことになってるんだって!

「水面下では映画『ショーガール』のようなトップ争いが行われてるのかしら?」
なんてミーハー魂が刺激されちゃう(笑)。

最後を飾るのは仮面を被って踊るトぺンダンス。ピエロのようなコケティッシュな踊りで、会場を沸かせるの。

最初は正直言って、「途中で飽きちゃうかなぁ」と思ったけど、この魅惑的なダンス&衣装にすっかり魅了され、あっという間の1時間だったわ。

ショー終了後にはダンサーやガムラン奏者と撮影も可能なの。

ワタシは、ショーの間じゅうチェックしていたイケメンとちゃっかり記念撮影しちゃいました。

バリ島に来たなら、是非レゴンダンスを鑑賞すべきよ~

『ウブド王宮』(サレアグン宮殿)
Jl.Raya,Ubud,Bali

※今回鑑賞したのは、毎週日曜日にウブド王宮で公演するジャヤ・スワラ舞踊団による「レゴン・オブ・マハーバーラタ」です。

撮影:高田崇平

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