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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(25)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【“真夜中の病院って、そんなに怖いですか?】

 

僕のように、いつもポップな感じで霊が見えていると、一般の人の「怖い」という感覚がよくわからないんです。実話系のホラー番組を見ては「へえー、こういうのが怖いのか」と発見したり。

 

先日、腸閉塞で入院したときもこんなことがありました。

 

夜、ベッドのなかで寝ていると、廊下のほうからガラガラとカートを押して徘徊する音がするんです。普段ならたぶん、怖くて布団にもぐるシチュエーションですよね。でも僕、気になって見に行っちゃったんです。でもとくに変わったことはなく、看護婦さんがカートを押して歩いているだけでした。

 

ちょうど尿意もあったので、トイレに寄ってから部屋に帰ったんです。そうしたら、僕のベッドの前にさっきの看護婦さんが立ってるんですね。不思議に思いつつ「こんばんはー」って声をかけたんですが無視されてしまって。

 

そこでやっと「あ、死んでる人なのか」と気が付きました。その後もずっと彼女は僕の枕元に立っていてくれて。巡回に来た生きてる看護師さんと、幽霊の看護師さんのふたりに見守られながら検温してもらいました。