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前回、不倫をする男たちの性質について書かせていただきましたが、今回は不倫をしてしまった女性の苦悩について書かせていただきたいと思います。私のところにはたくさんの個人的な相談が飛び込んできますが、その中でいちばん多いのが、「妻子ある男性と不倫をしている女性」からのSOS。不倫当初は「妻とすぐに別れるから」という決まり文句を繰り返す男性。それを鵜呑みにして付き合い続ける女性。けれどもいつまで経っても別れる気配のない男たち。「どうしたらいいでしょう?」と泣きついてくる女性が多いことにびっくり。

 

揚げ句に相手から「やはり子どもがかわいいからお前と別れたい」と言われたというのです。その女性も気が付けば30代半ば。火遊びにしては長すぎた春でした。そして、もっとも取り返しがつかないのは時間です。時間はお金では買えません。不倫の代償の恐ろしさは時間を戻せないということでしょう。ドラッグと一緒で、一度中毒になってしまうと、抜けるのは容易ではありません。

 

これは遊びだから、と割り切れる独身の大人であればまだ仕方ないにしても、30代、40代、50代の人妻の場合、お子さんがいるのならばなおさら、その代償は時間を失うレベルの話ではないわけです。子供たちを傷つけてしまうことは残酷すぎます。火遊びの代償は計り知れません。平気な顔をして妻子の元に戻ることができる男たちのずるさを、恨んでも恨み切れない不幸のループを女性側が背負うことになるのですから。そのことをもう一度よく考えてください。不倫は必ずだれかを不幸にします。とくに子供たちを。

 

私は妻子ある人に口説かれたら、まず、あなたが本気なら離婚してから付き合いましょう、と説得するでしょう。奥様に家族があるなら、家族を失う代償に耐えられるかよく考えてください。それが出来ないなら、恋愛感情を妻子ある男性に持ってはいけません。友情で十分でしょう。愛は公平じゃないとならないからです。皆さんの質問をお待ちしておりますね。

 

さて、恋に翻弄され、ぼろぼろになった奥様、おいしい料理で元気になって立ち直ってください。私は息子がいて、ほんとうによかったなぁと思います。自分一人だけで幸せになれる人間なんかいないんです。

 

さて、今日は、さっぱりしているけど、しっかり腹持ちのいい、豚キャベツロールのレシピをお届けしたいと思います。

 

材料2人分:豚バラ肉(薄切り)6~8枚、キャベツの葉100g、塩麹大さじ1、たくあん(薄切り)6枚、ラー油・コチュジャン・辛味噌各適量、塩・こしょう少々、片栗粉適量、サラダ油適量。

 

まず、キャベツを大きめに切り、塩を加えた熱湯で2分ほどゆがいてから、冷たい水にさらす。しっかり水を切ったキャベツをボウルに入れ、塩麹を加えて、常温で30分ほど置く。まな板の上に豚肉の薄切りを敷き、その上に塩麹であえたキャベツとたくあん、ラー油、コチュジャン、辛味噌をのせ、バラバラにならないようにギュッと強く締めながら巻いていく。巻いた豚肉の上から塩・こしょうをし、片栗粉をまぶす。サラダ油をひいたフライパンを熱し、中火で巻き終わりの部分からよく焼く。ひっくり返しながら側面部分もよく焼き、全体がこんがりきつね色に焼けたらOK。焼きあがったロールを食べやすいサイズに切ったら出来上がり。

 

ポン酢で食べるもよし、もしくは、豚を焼いたフライパンで甘辛いソース(酒、みりん、醤油を各大さじ1ずつ、砂糖大さじ0.5を混ぜたもの)を作り、よく絡めてもよし。お好みで山椒や七味など薬味を振ってもおいしいですよ。悲しみを拭い去ってくれる優しい味です。家族の大切さを思い出し、ご主人を大切に。

 

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