国民の95%が仏教徒のタイ。
信心深いタイの人にとって寺院はとても身近であり神聖な存在です。
黄色の袈裟をまとった僧侶が早朝托鉢に歩く姿、お供え物をもった人が寺院へ足を運ぶ姿、
どれも、タイの日常風景の一部です。

もし寺院へ行く機会があったら露出の多いファッションは避けましょう。
そして女性が僧侶の体や袈裟にふれることは禁止されています。
境内へはいるさいは靴を脱ぐこと。以上、お忘れなく。
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写真はチェンマイ市内にある映画「プール」の撮影地にもなった『ワット・ムーングンゴーン』。
地元の人しか足を運ばない小さな寺院のようで、私たち取材班が足をふみいれたら僧侶たちが
目をパチクリさせていました。しかし、ここは「微笑みの国、タイ」。

『いま、朝の食事が終わったところなんですけど、どうぞ見ていってください』

あたたかい言葉をかけてもらい、ほっ。
しっかりと参拝してきました。
柔和な表情の涅槃像を見て癒されるひととき。
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(こちら、『プール』にも登場しています)

その間にもお供え物を持ってきた地元の人がやってきたりとタイらしさを感じることができました。

タイの人にとって仏教の教えは生活に深く根づいているのです。
寺院へ足をよく運ぶのはそのためです。

※映画『プール』公開中:チェンマイを舞台にした物語です。主演・小林聡美
<公式サイト>http://pool-movie.com/

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