ありがたいとこに、我が家のオフグリッド生活を知ってくださる方が多くなってきまして、「羨ましい!」「やってみたい!」とおっしゃっていただける機会が増えてきました。
嬉しいかぎりです!ありがとうございます!
では、その「やってみたい!」というきもちを行動に移すとなった場合、はてさてどうしたらいいのだろう?と疑問がわいてきますよね。
第1灯で少しだけ触れましたが、電力を自給するには必要なものがあります。
一つ目は、発電するための太陽光パネル
二つ目は、発電した電氣を溜める蓄電池(バッテリー)
三つ目は、蓄電するときに過多にならないように調整してくれる充電用コントローラー
四つ目は、直流から交流に変えるインバーター
この四点セットが揃えば、今日からでもお家で電氣をつくって使うことができます。
オフグリッドにおける四種の神器とでもいいましょうか。
いつか枯渇する石油や石炭やウランを使わないですし、二酸化炭素も出ないですし、放射能の心配もありません。
地球にも人々にも優しくて、シンプルで簡単で、個人宅には一番ふさわしい発電方法だとわたしは思っています。
今回はこの四種の神器のうちのひとつである太陽光パネルについてお話させていただきます。
我が家が採用した太陽光パネルは、パナソニックのHIT240というものでして、1枚あたり、55,000円です。
こちらのパネルの特徴は出力が高いこと。
雨や曇りでも、晴れの日の発電量の1~2割ほどの発電をしてくれます。
電力完全自給のわたしたちの家にはぴったりのパネルです。
いままでの経験上、雨の日でも600wほど発電してくれる頼もしい存在。
ちなみにパネルの寿命は一般的に20年~30年と言われています。
我が家のHIT240は、パネル出力が20年間保証されています。
さらに、機器瑕疵も15年間保証。
けっこう長持ちするんですね。
ただ、我が家の場合は“完全”電力自給ですので、電氣というライフラインを確保するにあたって、太陽光パネルはとても重要。
天災などで壊れたときは速やかに取り換えることが必要ですし、その都度おカネがかかってしまったら大変ですので、保険に入っています。
お家に入居するにあたって火災保険に入ったのですが、その際に「完全電力自給」という我が家の特徴をお話しして、ピッタリの保険内容にしてもらいました。
パネルや蓄電池も家の一部としてみなしてもらい、天災でパネルが壊れた場合は、何度でも保険金が下りるようにしてもらったのです。
雹が降ってこようが、雷が落ちようが、大丈夫!
大丈夫と言っても、あくまでおカネが大丈夫という意味でして、その日の電氣が大丈夫という意味ではありませんが(笑)