毎月2回お届けするこどもみらい探求社からのレポート。
うち1回は、「70㎝の目線」。
こどもたちにひとつの“ありふれたモノ”を渡していき、創造される「あそび」をお送りします!
もう1回は、「保育士起業家 まい&めぐの社会実験“こども✕??”」
こどもたちの明るい未来のために、様々な分野とコラボレーションをしたレポートをご紹介。
今回は、“こども×街”「こども目線*まちあるき実験@渋谷」の2回目です。
「こども目線*まちあるき実験@渋谷」は、こどもを主役に、親子で街を歩きながら、遊びの種を探す企画です。0~2歳編、3~6歳編と年齢を分けて、2日間にわたって行いました。今回は2日目の3~6歳の子どもたちの発見をお送りします!
渋谷ヒカリエの集合場所に到着した同時に、
「ねえ、ハンドパワー」と遊びだしました。
みんなが揃ったところで、今日の説明をしたのですが、
その後、またすぐに遊びだします。
その遊びが、「目薬ごっこ」
地下3階からでも空が見えるように作られた場所でしたが、この日は雨。
でも、その雨を利用して遊びを考えていました。
忙しいオフィスワーカーたちもおもわず笑みをこぼしながら、こどもたちの横を通っていきました。
エレベーターで2階へ。ほっぺたを濡れた窓につけて、
「ここ、冷蔵庫みたいだよ~」と教えてくれました。
隣に目を移すと、なぜか座禅の真似を……。
「きゃー!うごいたー!」
「外が見えるー!」
と大人にとっては当たり前になっている移動手段のエレベーターだって、彼らにとっては格好の遊びの場に。
8階に着くと、大きな窓がいっぱい。
お兄ちゃんはバスを数えて、
「今、バスが6台います。2台発車しました。今、何台残っているでしょうか?」と算数の勉強を。
妹は「あのクレーン車、おもしろ~い!」となかなか上から見られない光景に大興奮!
この日に参加していた1歳の弟も一緒に楽しんでいました。
ヒカリエを出て、振り返りをする場所へ行く途中で、何かを見つけたこどもたち。
「ここにタカラモノがあるに違いない!」
「よし!これ(枝)がきっと鍵だ!」
「ちょっと貸して!開けてみる!」
と街中にあった箱からこどもたちの想像の世界がはじまりました。
こどもたちの手にかかればすべて遊びに変わるのを目の当たりにして、大人たちはびっくり!
今回は3~6歳のこどもたちと一緒に歩いたのですが、0~2歳の回とは違う遊びが街中にあふれていました。
どこかに行かなくても街中でこんなに遊べる。
「子どもが当たり前にいる街=クリエイティブな街」?!
こどもたちの見ている世界をそのまま社会に伝えることで、もっと面白い街が増えたらいいなと思います。そうすれば、大人たちも今よりもっと日常を楽しめる生活になるかもしれませんね!
こどもみらい探求社のHPはこちら↓
http://kodomo-mirai-tankyu.com/
次回のこどもみらい探求社の活動レポートも、おたのしみに!