性的マイノリティに寛容なタイが舞台だから描ける恋愛ドラマ

家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、タイ・バンコクの歓楽街体験ができる『バンコク・ラブストーリー:イノセンス』をご紹介します。

 

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旅行者ならば一度は足を運ぶであろうシーロムを舞台としている本作。昼はオフィス街、夜は歓楽街として有名なシーロムなので、登場するのは、日本人向けのクラブ元ホステス嬢や、愛人がいるイケメンマッチョなど、ちょっと危険な薫りがする人たち。そして3組の恋愛がオムニバスっぽく進行していきます。

 

1話約45分、全13話ですが、10話あたりから一気にBL要素が強くなります。性的マイノリティに寛容なタイだからこその描写も多数。たとえば高校の同窓会では元カノが男性になっていたり、ゲイやニューハーフがメインキャストにいるところなどなど。

 

3組の恋愛はもちろん最初からこじれにこじれてどんどん先が気になる展開なのですが、個人的には元ホステスのクラウディアとマッチョな青年JCの恋愛がお気に入り。まだまだ子どもっぽいJCとの恋愛に踏みこめない年上クラウディアの揺れる心。わかるわぁ、その気持ち! と感情移入する人は多そう。

 

そして物語以外にも見どころはたくさんあって、日本人向けクラブが軒を連ねるタニヤ通りではクラブの店内が撮影に使われています。これはかなり貴重。夜のディープエリアも登場するので、部屋に居ながらにして夜のシーロムを体験することができるのです。ほか、イケメンマッチョたちがやたらと脱ぎまくるサービスシーンも満載で、タイの俳優さんてこんなに素敵な人ばかりなの? という発見もあり。

 

単なるラブストーリーじゃなくて、現地の空気感も存分に感じられ旅情もかきたてられてしまう、イチ押しの作品です。

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