【ポップな心霊論】「ホラー監督が体験 ビーチでの臭いの正体」
(イラスト:マユボンヌ)

その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(29)。『ホンマでっか!?TV』などへの出演も話題になり、この夏初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)も発売。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【ホラー監督が体験した怖い話】

 

知り合いのホラー映画監督さんが、ファンの人たちとのバスツアーで、海辺の旅館に泊まったときのこと。砂浜でビーチバレーをしていると、参加者たちが口々に「なんか臭い」と言いだしたそうです。

 

ただ、その監督さんにはまったくにおいがわからなくて。「みんな何言ってるんだろう?」と不思議に思っていたといいます。

 

すると、ボールを追って砂浜に倒れ込んだ参加者が『痛い!』と大声を上げました。駆け寄ってみると、胸のあたりがパックリと切れてしまっています。もしかしたら、砂浜にガラスが紛れているのかもと、みんなで辺りを探したのですが、結局何も見つからず。とりあえず手当てをして、そのまま引き揚げることになりました。

 

後日、監督さんは、その海辺に身投げした女性の遺体が打ち揚げられたという新聞記事を見つけたといいます。時期を考えると、あのとき参加者たちが「臭い」と言っていたのは、その遺体の腐敗臭だったようです。

 

参加者の切り傷も、その女性が自分の存在に気づいてほしくて、つけたのかもしれません。

 

ちなみに、監督さんににおいがわからなかったのは、心霊現象ではなく、ただの二日酔いです(笑)。

 

【PROFILE】

シークエンスはやとも

1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。8月4日には本連載をまとめた初の著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売された。

 

【お知らせ】

はやともさんへのファンレター・心霊相談は、
〒112-8011 東京都文京区音羽1-16-6
光文社・女性自身編集部「ポップな心霊論」係まで!

 

「女性自身」2020年8月18日・25日合併号 掲載

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