証拠のない現金授受の世界で、恐ろしきは女が克明に記したメモかーー。松本清張の『黒革の手帖』を地でいく事態が、徳洲会マネーを舞台に動きだした。中心人物は徳田秀子氏(75)。徳田虎雄前理事長(75)を支えた糟糠の妻であり、徳洲会マネーを差配した“女帝”だ。「徳洲会から猪瀬都知事に5千万円が提供された情報は各メディアがつかんでいた。朝日新聞がスクープできたのは、9月の強制捜査...

関連カテゴリー:
関連タグ: