7月10日投開票の参議院選挙は、与党がアベノミクスを前面に打ち出し、安倍首相の悲願である「憲法改正」の争点化を巧妙に避けた結果、衆議院でも参議院でも改憲勢力が3分の2を占めるという戦後初の事態が出現する結果となった。東京大学大学院総合文化研究科教授の内山融さんは、安倍首相が描くシナリオを次のように予測する。「まず今秋に開会する衆参国会で、議席を持つ各政党の議員で構成され...

関連カテゴリー: