第148回の芥川賞を、短編『abさんご』で受賞した黒川夏子さん(75)。昭和12年3月23日、東京・赤坂に生まれた黒川さんは、史上最年長の受賞者だ。「幸いにして健康ですので、後期高齢者ですが(笑)、体の衰えに対して焦りはありませんね。夜は早くても24時の就寝。6時間くらい寝て起きます。私は、筆がだんだん乗ってくるタイプなので、食事を含めて朝の雑用をすませたら、そこから執...

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