3月10日、突如首都圏を襲った“煙霧”。特に東京では、数10メートル先の東京スカイツリーすら見えなくなってしまった。この煙霧に、工場からの排煙や車の排気ガスに由来するPM2.5が含まれていたという衝撃の事実が判明。この有害なPM2.5が、今、家庭内に侵入してきていると警告するのは、建築環境工学が専門の前橋工科大学・三田村輝章准教授。

 

「PM2.5は微粒子のため、花粉症対策のように、玄関先で洋服から払い落とせるわけではありません。地面に落ちず空気中を漂うため、完全な対策は難しいですが、正しい防御法によって、ある程度は防ぐことができるでしょう」

三田村さんが提唱するPM2.5の家庭内対策マニュアルは・・・。

 

・ドアや窓の開閉は必要最小限に!

「ドアや窓の開閉だけで、PM2.5は外気と一緒に室内に侵入してしまいます。特に風の強い日は、ドアや窓の開閉は最小限にとどめましょう。

また、玄関のドアや窓を開ける際には、他の部屋のドアは閉めたままにして、できる限り、ほかの部屋を汚染しないようにしてください」

 

・エアコンの使用は必要最小限に!

「エアコンで空気を循環させると、その分、埃も舞ってしまいます。エアコンの使用は必要最小限にしましょう」

 

・できれば洗濯物は室内干しに!

「PM2.5は黄砂や花粉、埃にも付着しやすいと言われています。布団や洗濯物を外に干すと付着の恐れがあるため、屋外は控えて、室内干しにしたほうがいいでしょう」

 

家族を守るためにも、毎日の対策を徹底しよう!