「自分はイケメンでも金持ちでもないですが、結婚後も“彼女”を切らしたことはありません」

 

と豪語するのは今回取材した「複数不倫の達人」たち(調査人数3022人)。彼らの多くはベルトの上にお腹の肉がのっている“冴えない”中年体型の40代&50代の男たち。1人限りの「まぐれ」ではなく、複数の女性と不倫した男たちに聞いた「ゴールに持ち込む」テクニックとは?

 

「最初は職場の飲み会で『今度、2人で飲みに行こう』と誘うんです。まず、ここで乗ってこなけりゃ、脈はない。このコはイケそうだなと思ったら、飲みの席でペアのものを渡します。ストラップや、タバコを吸うコならシガレットケース、夏に付き合い始めたコのときは扇子など。ポイントは気軽感。高いブランドものは目立つし“重すぎる”のでダメ」(アパレル・56)

 

「浮気は営業と一緒。マメに口説くのが第一。最初のデートは車で行って酒は飲まず家まで送ると女性は紳士的と思うみたい。2回、3回めになったら『おれもちょっと飲みたいけど、車どうしようかな』って。たいてい『飲んだら?』って言いますよ。そこで帰りに『今日は送れないんだけど……泊まっていく?』『一晩休んだら車出せるし』とかね」(営業職・49)

 

「聞き上手に徹することが近道。『そうだよね』『わかるよ』『辛かったね』この3フレーズを多用しています」(不動産業・46)

 

「仕事や服、学歴などとにかく褒める。結婚してない女性なら『オレが結婚してなかったらほっとかないのに』みたいに攻めます。20代と違い、あまりちやほやされることも少なく、褒められてイヤな顔をする女性は少ないです」(営業職・45)

 

「相手が子持ちなら子育ての話をしますね。家族の話をすると警戒心を解くことができるし、結婚し何年かたった子どもがいる夫婦はセックスレスが多い。そこで『お互い家庭があるから、絶対にバラさない。1回こっきりでもいいから……』と正直に口説きます」(飲食店・57)

 

「僕が利用しているのはヤフー知恵袋です。アダルト系の質問をしている女性に回答します。じつは質問者のIDはメアドと同一の場合がある。そこで後ほど件名を『先ほどの回答者の○○』ですとメールするんです。時間を持て余した人や好奇心が旺盛な主婦が多く、返信も半分以上きますよ」(会社員・52)

 

本誌のアンケートによれば「不倫の誘いに乗る女性に共通項がある」と4割の男性が答えている。夫婦問題を解決する社団法人「日本人生相談カウンセラー協会」の代表を務め、5千人以上のカウンセリングをしてきた岩崎美佐緒さんは、不倫に陥りやすい女性の傾向をこう分析する。

 

「会社の飲み会などには常に参加、上司や先輩などにおべっかを使えたり、率先してお酌ができる女性に多い。年配男性を立てる、場の空気を読むといった社交性が高い反面、嫌われたくない、誰からも愛させたいお姫様タイプなのです。悩み相談から不倫に発展することが多いのも、相談すること自体が『かまってほしいアピール』であり、愛情に飢えている表れなのではないでしょうか」

 

(週刊『FLASH』7月8日号)

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