上戸彩が不倫におぼれる主婦を演じるドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』が大きな話題を呼んでいる。禁断の恋の物語が、女性たちを惹きつけるのはなぜなのか――。今回本誌は、アラフィフ世代の主婦の「性事情」について取材を進めていくことに。そこで彼女たちの口から赤裸々に語られたのは、ドラマよりもはるかに過激なストーリーだった……。

 

 

<初めにご紹介するのは、介助していた男性と思いもよらぬ恋に落ちたヘルパーの女性(49)の話>

子どもの学資の足しに、と始めたヘルパーの仕事で、74歳のAさんのお世話をすることになりました。70代の方ですから、最初は男性として意識したこともなかったけれど、あるとき、彼の若いころのお写真を見て、そのイケメンぶりにドキッ。入浴介助も仕事として割り切っていたものの、「関係した女性は300人」とか「どんな不感症の女性も治した」という性の武勇伝に惹かれるようになりました。

 

背中を拭いていたとき、「足腰は立たないけど、こっちは勃つんだー」と、急に見せられたアレは竿竹のよう。「元気なんですね~」と、褒めながら、思い切って「主人から、私は不感症だって言われているんです」と、長年の悩みを打ち明けてみました。

主人は私と同じ年だけれど、もともと淡白で、以前からEDぎみ。Aさんは即座に「それはもったいない。旦那はケシカラン!」と、慰めてくれ、私の服をすべて脱がせてきました。ご老人相手なので、色気のない下着も、お腹の肉も気になりません。

Aさんは「すぐに治るから」と、私の体をまさぐり始め、クリトリスを探しあてられると、軽くイクような感覚がありました。何か溜まっていたものが体から出ていく感覚でした。Aさんはじらすように、「また、明日待っているよ」と、この日はそこまで。

 

翌日、待ちきれずにAさんの元へ飛んで行き、しっかりと交わると、初めて膣の中でイク感覚を味わえました。Gスポットを教えられると、奥のほうでドーッと快感が押し寄せてきます。驚き、感激している間もなく、Aさんは「ワシは、もっとすごい所に届くんだ」と、さらに奥へ。その瞬間は何を叫んだのか覚えていないくらいです。いままでの性は、お遊びだったんですね。女に生まれて、とにかくよかったと思いました。

「これが男冥利に尽きるんだが、依存症になるからな」と、Aさんは少し難しい顔をしてつぶやきました。

 

もう彼から離れられない状態です。私が週3回の勤務なのも、気になって仕方ありません。私が行かない日は、誰とどうしているのか……。確かめるのが怖いのです。

 

 

 

<続いて、年下男子との禁断の恋で新しい自分をみつけたという居酒屋パートの女性(47)の体験談>

専業主婦だった私が初めてパートに出たチェーン系居酒屋で、25歳の男の子と出会いました。彼は、とにかく仕事ができません。店長から罵倒され、バイトの女子大生にも馬鹿にされていました。でも、私には、引きこもってゲームばかりしている自分の息子より、この子のほうが気骨があると思えたんです。彼はそれ以前に一度は就職したものの、上司にいじめられて退社。バイトをしながら再就職の面接を受け続けていたのです。

 

一方、私の息子は高校に馴染めず、中退して引きこもり。夫はうつ病で、当時2度めの休職中でした。私にとってのパートは、そんな家庭の重苦しさから逃れるための避難所でもあったのです。ある日、彼に「彼女はできないの?」と聞くと、彼は、「女性に引け目を感じて、話もできない。僕、だから、この歳なのに童貞なんです。それもコンプレックスで……」。

 

すると、私の口から思いがけない言葉が飛び出しました。

「私でよければ、教えてあげるわよ」

彼は驚いていましたが、「本当ですか?」と、潤んだ目ですがってきました。結婚前、私も何人か関係を持った男性はいたけれど、いつも受け身で、教えるなんてとんでもない提案です。けれど、もう後へは引けない……。

 

裸になって驚いたのは、彼は実に見事な身体をしていたこと。あそこも大きく、硬くて、立派。彼は最初戸惑っていましたが、手で導くと、実に力強い動きで、私は自分でも驚くほど、悦びを感じてしまいました。彼も、「ありがとう。童貞を捨てたら、自分に自信がつきました」と、感謝してくれました。

 

それからというもの、彼には覇気が出て、周囲の評価も変わっていきました。私たちは、その後も何度も身体を重ねました。やがて、彼の就職が決まりました。最後のバイトの後、彼は、いつものラブホテルで、私に抱きついて言いました。

「僕が成長できて就職も決めることができたのは、あなたのおかげです」

 

その後、彼は新しい会社でしっかり働き、かわいい彼女もできたようです。夫と息子を独り立ちさせることはできなかったけれど、私はすごい原石を磨いて輝かせたんだ! そのことが、私の密かな誇りになっています。

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