’13年の新春、本誌の記事で「巨大な隕石が地球に衝突する」と予想し、ロシア・チェリャビンスク州に隕石が落下したことをみごとに的中させた、雑誌『ムー』(学研パブリッシング)編集長の三上丈晴さん。’14年にも「イスラム国」の活動活発化、御嶽山の噴火、エボラ出血熱の流行などを暗に示唆する予測を立てていた。

 

予言を次々と的中させる三上さんに、ちょっと怖いが、’15年に地球に襲いかかるかもしれない出来事についてズバリ、聞いた!

 

「’15年は、いよいよ第三次世界大戦が起こりかねません。その引き金となるのは、’14年にも私が予想した第五次中東戦争です。これは2千年間、神殿を持っていないユダヤ人の『第三神殿』建設をきっかけに起こるとされています。それを受け、各国が戦争に向けて動きだす年なのです」

 

’14年4月から’15年9月までの1年半、連続して6回もの月食と日食が発生する。このことが、中東戦争の可能性と大きく関係していると三上さんは指摘する。

 

「ユダヤの大祭の日に合わせて月食と日食が連続して起こるときには、歴史的に大きな動きがあるのです。たとえば、’48年にはイスラエル国家の再建がありました。この時期を中心に、2年半の間に7回の月食と日食が起こっています。また、’67年、イスラエルがエルサレムを奪還した六日戦争(第三次中東戦争)の際にも、2年半に9回もの月食と日食が発生しています」

 

’15年9月までの時期も、まさにユダヤの大祭とリンクした時期。第三神殿の建設は、長きにわたって、ユダヤ民族の悲願となってきた。もしエルサレムに神殿が建設されるような動きがあれば、国際的な紛争が発生することは避けられない。とくに気になるのは、’14年に注目された「イスラム国」の動向だ。

 

「欧米諸国と対立している『イスラム国』は、インターネットを駆使し、広報活動に余念がありません。英語の機関紙には、『イランとロシアと手を組む』『本丸はバチカン。そのためにトルコを攻める』など明確に書かれています。第三神殿着工などということになれば、彼らの活動はより先鋭化するでしょう」

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