日本に「団地」が初めて誕生したのは昭和31年。戦後の高度経済成長期で、都市部への人口の流入が急増し、ステンレスの台所と三種の神器(洗濯機、テレビ、冷蔵庫)が登場した時代だった。2DKや3Kの間取りが主で、入居の抽選倍率は10~20倍という、狭き門の「憧れ」だった団地は、時代とともに様変わりしていった。現在、全国約76万戸の中古団地を現代のライフスタイルに合わせて再生する...

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