チュニジアの国立博物館で3月18日に起きた、過激派組織『イスラム国』によるテロ事件。死者21名中、3人が日本人だった。

 

負傷して帰国した日本人の中に、陸上自衛隊3等陸佐の医官・Yさん(35)とその母親がいた。だが、待ち受けていたのは思わぬバッシング――。

 

「自衛官に義務づけられている海外渡航申請を怠った“無届け旅行”だったと判明したのです」

 

防衛省関係者はそう話す。

 

「本人はそんなバッシングにも心を乱さず冷静でしたが……」

 

とはいえ、「おとがめなし」では済まなかった。

 

4月17日、防衛省はYさんに「停職2日」の懲戒処分をくだした。そして、2日間の停職を終えた4月18日付で、Yさんは9年間勤めた陸上自衛隊を依願退職していた――。

 

「5月からは、都内の大病院で麻酔科医として再就職することがすでに決まっています。もともとチュニジア旅行のあとに、退職する予定だったんです。無事に民間病院に転身もできて、彼女もホッとしているでしょうね」

 

Yさんが受け取った退職金は、約500万円だという。

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