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「『あの日』が大ヒットを記録し、小保方さんは3,600万円以上の印税を手にした計算になります」(出版関係者)

 

1月29日に発売された小保方晴子元研究員(32)の手記『あの日』(講談社刊)。発行部数は26万部を記録したいまも好調だという。STAP細胞の謎を残したまま理化学研究所を去った小保方氏。その手記は、再び世間の注目を騒動へと集めた。

 

週刊誌各誌は’14年8月に自殺した笹井芳樹氏(享年52)の妻A子さんを取材。著書の感想を求められた彼女は「手記は読まない」と言い切り、小保方氏から一度も連絡がないと告白。また理研の副センター長だった笹井氏と小保方氏の間で“不適切な関係”を指摘する報道もあったが、これについてもA子さんは明確に否定していた。

 

あれから1カ月、小保方氏から連絡はあったのか。本誌記者は兵庫県神戸市にある笹井氏の自宅へと向かった。すると庭先にいたA子さんが、約50分に渡って現在の自らの思いを語ってくれた。まず手記発売後からこれまでに小保方氏から連絡があったかを聞いてみたところ、彼女は「まったくありません」と即答。だがA子さんは続けてこうも語った。

 

「前に出た記事では私が小保方さんに対して怒っているように書かれていましたが、そんなことありません。彼女はメディアに追いかけ回されて外出できなくなったりしていましたが、私も同じ目に遭いました。その気持ちは理解できますし、彼女にも色んな事情があったと思います。もちろん彼女には、落ち度があったでしょう。でも彼女だけが悪いかといわれるとそうではないと思います。ひとりだけが責められるものではなく、関わった全員に連帯責任があったと思います。だから恨みもありません」

意外にも小保方氏への怒りがないと語るA子さん。そのうえで「小保方さんに会って話がしたい」と本誌記者に明かす。その真意について聞くと、彼女はこう答えた。

 

「STAP細胞の問題がはっきりしないのは、記録がほとんど残っていないから。実験の一部しかノートに記録されていないため、後で検証しようがないんです。その“空白”を知っているのは、小保方さんだけ。彼女は個人パソコンにもその記録を残していると言います。だから私は彼女に会って、いったい何が真実だったのかを聞いてみたい。もし彼女が科学者としてこの問題に向き合うつもりがあるのならば、今回のように気持ちや感情を書くのではなく、きちんとデータをもとに科学的な裏付けのある実験結果を示してほしい。今からでも遅くありません。そうしない限り、この問題は終わらない。そして、きっと主人もそれを望んでいるのではないかと思います」

 

8月には笹井氏の3回忌を迎える。真実が明らかにならない限り、A子さんの消えぬ苦悩の日々は続く――。