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「ゴールデンウイークが終わり、『やる気が出ない。五月病では?』と不安な方もいるかもしれません。うつ病などの精神疾患が増加というニュースを耳にすると、なおさらでしょう。’14年、精神疾患の患者数は約392万人にのぼり、’99年の約204万人から、15年間で約2倍と急増しています(厚生労働省)」

 

こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。そんな精神疾患の増加を受け、民間保険でも心の病いに備える商品が登場。荻原さんが解説してくれた。

 

「ネオファースト生命の『ネオ de いちじきん』は、病気やけがで入院したときに、最高10万円の一時金が支給される医療保険です。これに『ストレス性疾病保障特約』を付帯すると、ストレスによる体の病気、胃潰瘍やメニエール病、突発性難聴などと診断されたとき、最高5万円の一時金が出ます」(荻原さん・以下同)

 

強いストレスを放置すると、精神疾患につながる可能性がある。ストレスで体が悲鳴を上げている段階から、保障するのが特徴だ。

 

「さらに病状が悪化し、うつ病やパニック障害など心の病いによる療養が30日以上続いたときに、最高30万円の一時金が受け取れます。保険料は、45歳の女性が加入すると月3,231円です。また、心の病いは治療が長期に及ぶことも、不安が大きい要因です。病気ごとの入院期間を見ると、がんの入院は平均19.9日ですが、精神疾患は平均291.9日間と、突出した長さです(前同)」

 

こうした入院や自宅療養の期間は“働けないリスク”とされ、医療費もさることながら、生活費を心配する声があった。そこで、働けない時期の生活費を保障する『就業不能保険(所得補償保険)』が登場。保険金支給の対象となる働けない原因に、精神疾患を含むものも出てきた。

 

「チューリッヒ生命の『くらすプラス』は、ストレスによる胃潰瘍などの体の病気や、うつ病、統合失調症など心の病いで入院が60日を超えた場合、また、がん、脳卒中などの5大疾病による働けない状態が60日を超えた場合に、2つの保障があります。1つ目は、入院が60日を超え180日までの期間、入院日額5,000円が支給されます。2つ目は、入院や療養で働けない期間が60日を超えた場合に、毎月10万円が契約時に決めた期間、支給されます。保険料は、45歳の女性が年金受け取りを5年間としたとき、月5,185円でした(保険料払い込みは60歳まで)」

 

環境が変化して、がんばった人ほど五月病になるそう。不安な人は、早めに専門家へ相談を。

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