4月3日、福島第一原発の敷地内に造った地下貯水槽から、汚染水が漏れていることが発覚した問題は、東電の危機管理のずさんさを象徴するような出来事だった。土壌汚染に詳しい、元大阪市立大学教授で、日本環境学会前会長の畑明郎氏は、今回の汚染水の漏えいについて、あきれ顔でこう話す。「起きて当然だと思いました。ため池に汚染水をためているようなものですからね。貯水槽に使ったポリエチレン...

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