アベノミクス効果ということで、春闘で賃金アップを行う企業が連日報道されているが、それは全体のごく一部にすぎない。いよいよ4月1日に迫った消費増税。だからこそ、現実の庶民の懐ろ事情を察してか、値段据え置きや値下げに踏み切った会社がいくつかある。そこで、そんな値段据え置きのお得な14店をご紹介。

 

【イオン】プライベートブランド「トップバリュ」6,000品目中、約半数の値段を据え置く。特に値ごろ感の高い「トップバリュ ベストプライス」は、今後600品目から900品目へ拡大する予定。

 

【無印良品】全体の約75%の商品の値段を据え置く。残り25%の商品の価格変更は、消費増税によるものではなく、より満足感の高い商品へ改良したため。おすすめは「カレー(グリーン)」(300円)。

 

【コスモス薬品】九州・山口県を中心に展開するドラッグストアチェーン。全商品(酒類・たばこ・一部の化粧品などを除く)の値段を現在の価格とし、値上げは行わない。メーカー品の牛乳、豆腐なども価格を据え置いて販売を続ける。

 

【しまむら】全国で約1,300店を運営する婦人服チェーン。店頭に在庫がある分の商品は、現在と変わらない価格で販売する。780円、980円といった割安感のある価格設定のままとなる。

 

【ハニーズ】国内に800店舗以上、中国にも500店舗以上を展開する、レディスカジュアルファッションのチェーン。全商品が価格据え置き対象。おすすめ商品は「カラースキニー」(1,980円)。

 

【カインズ】プライベートブランド全品の価格を据え置く。洗剤などの日用品から、フライパンなどのキッチン用品、園芸用品、自転車まで幅広い品ぞろえ。売れ筋は「カバー付きゴム手袋」(198円)。

 

【日清食品】『日清ラ王』の「背脂コク醤油」「香熟コク味噌」「淡麗コク塩」「濃熟とろ豚骨」の全4品をリニューアルのうえ、現在の希望小売価格237円(税抜き)から198円(税抜き)に値下げする。4月7日より。

 

【すき家】ゼンショーホールディングスが運営する大手牛丼チェーン。「牛丼(並盛)」を280円から270円へ値下げする。他サイズのメガ、特盛、大盛、中盛、ミニについては、現在対応を検討中。

 

【天丼てんや】ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」も運営するロイヤルホールディングス傘下の天丼チェーン。「天丼」の並盛(500円)、大盛(600円)、小盛(450円)の価格を据え置く。

 

【はなまるうどん】セルフ式の讃岐うどんチェーン。全メニュー総額表示で価格を据え置く。3月25日より期間限定販売の「野菜ちゃんぽんうどん(小)」(480円)も、4月1日以降も同じ価格で販売する。

 

【ケンタッキーフライドチキン】オリジナルチキン(1ピース240円)、フライドポテトS(200円)などの主力商品の値段を据え置く。オリジナルチキンセット(1ピースセット400円)も据え置き対象となる。

 

【マクドナルド】ハンバーガーを120円から100円、チーズバーガーを150円から133円に値下げする。また、すべての100円マック商品、朝マックの200円コンビは価格を据え置く。

 

【モスバーガー】ハンバーガー、トースト、コーラS、ジンジャエールS、メロンソーダSなどは現在と同じ170円で価格を据え置く。そのほかの商品は増税分が反映され、10〜30円の値上げとなる。

 

【サンリオピューロランド】大人4,400円、中人4,000円、小人3,300円のパスポート料金を4月1日より値下げ。新料金は、休日は大人3,800円、小人2,700円、平日は大人3,300円、小人2,500円。

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