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「日銀によるマイナス金利政策の影響で、預金金利が過去最低水準まで下がっています。大手銀行やゆうちょ銀行の普通預貯金金利は軒並み0.001%。100万円を1年預けても、利息はわずか10円です。これでは、ATM手数料108円を一度払っただけで預金が目減りする、実質マイナス金利に陥ります」

 

こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。普通預金の金利では、100万円預けても年に10円にしかならない時代。、だが、「実質マイナス金利」のいまだからこそ、安全でハイリターンの資産運用法があると、萩原さんは言う。

 

「こんなお金が増えない状況でも、年5%以上の高利回りも夢ではない運用術があります。しかもノーリスク。みなさんがよくご存じの『まとめ払い』を活用するのです。たとえば、生命保険。月払いより1年分まとめて払う年払いのほうが、会社によりますが2〜4%安いです。『お得なのは知っていても、年払いは高くて無理』とお嘆きの声が聞こえそうです。そこで、預けていても増えない預金に働いてもらいましょう」

 

方法は簡単。保険料を月2万円ずつ払っていた人を例に、見ていこう。

 

(1)保険会社のコールセンターなどに、月払いから年払いへの変更を連絡する。

(2)年払いの保険料は、約3%引かれるとして、23万3千円。最初は、預金を取り崩して支払う。

(3)まとめ払いしたことは忘れる。

(4)毎月、いつもどおりに月2万円を積み立てる。

(5)1年たつと24万円たまっているので、2年目の年払い分23万3千円を支払う。

(6)積立口座には7千円残る。

 

「この残金を積み立ての利息と考えて複利の計算をすると、利回りはなんと6%。年払いの保険料が2%引きのケースでも、利回りは4%です。銀行預金ではほとんど増えないお金を、年払いの資金としたおかげで、ほかには見当たらないほどの高利回りが実現するのです」

 

また、自動車保険も月払いから年払いに変えると、おおむね5%安くなる。加えて、1年間無事故で過ごすと、保険料が下がる。

 

「生命保険と同様に、最初の年払いは預金から捻出し、その後は月払い保険料の積み立てと安全運転で、翌年は2つの割引が受けられ、高利回り間違いなしです」

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