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《両陛下がなさっておられるように、国民に常に寄り添い、人々と共に喜び、あるいは共に悲しみながら、象徴としての務めを果たしてまいりたいと思います》

 

2月21日、皇太子さまが23日の誕生日を前に記者会見を開かれ、ご即位への決意を語られた。東宮侍従や式部副長を務め、皇太子さまを古くから知る竹元正美さん(73)も感慨深げだ。

 

「59歳でのご即位で、すでに多くの経験を積み重ねてこられたにもかかわらず、何度も“自己研鑽”というお言葉をお使いになりました。皇太子殿下の謙虚で慎み深いお人柄がにじみ出た会見だったと思います」

 

会見のなかで記者からは、新皇后となられる雅子さまについて「どういった内容でご公務、ご活動をされていってほしいとお考えでしょうか」と質問があった。しかし皇太子さまは《今具体的にどういうものかということは、お答えできないのですけれども》と、明確な言及を避けられた。皇室担当記者は言う。

 

「皇太子さまは雅子さまに『外交官として働くのも、皇室の一員になるのも、国のために働くという意味では同じではないですか』とプロポーズされたといいます。ところが、皇室に入られた雅子さまを待っていたのは『早くお世継ぎを』という声。’01年に待望の第一子となる愛子さまがお生まれになっても『次は男子を』というさらなる重圧が雅子さまを苦しめ、海外訪問は制限され続けました。雅子さまが外交官としてのキャリアを活かす場面はほとんどなかったのです」

 

そして雅子さまは’03年12月に帯状疱疹で緊急入院。翌年、適応障害と診断される。

 

「皇太子さまはそのころから、雅子さまのキャリアを活かせる『時代に即した新しい公務』の必要性を訴えてこられましたが、いまだに形にはなっていません。それゆえお代替わりを約2カ月後に控えての今回の会見では、新皇后のご公務について、皇太子さまからの踏み込んだご発言が期待されていたのですが……」(前出・皇室担当記者)

 

昨年12月9日、55歳のお誕生日に発表されたご感想で雅子さまは《内戦や紛争の影響が、特に子供を始めとする弱い立場の人々に大きく及んでいる現状を深く憂慮しております》と綴られている。ユニセフ事務局長や国連難民高等弁務官の名前も挙げながら、世界の子供たちの貧困や難民の状況について具体的に述べられていたのだ。

 

「いっぽうで会見での皇太子さまのおっしゃりようを聞くと、このところご回復傾向にあった雅子さまですが、現在はまだご公務やご活動について具体的な目標を明らかにできる段階ではないように感じられます」(皇室ジャーナリスト)

 

2月25、26日には天皇陛下のご即位30年を祝う宮中茶会が開かれたが、雅子さまは欠席された。

 

心配される雅子さまのご体調。26年前のプロポーズにこめられた“約束”の実現も難しい状況なのだろうか――。

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