320人連帯責任 神戸教諭いじめ対応に“負の一体感”疑問の声

神戸市立東須磨小学校で男性教諭(25)が4人の同僚教員からいじめや暴行、言葉による人格否定などのハラスメントを受けていた問題。それを踏まえ、神戸市議会は12月4日に“連帯責任”として教育関係者約320人の冬賞与の増額見送りを決定。条例改正案を賛成多数で可決した。対象者は、市立中小学校の校長や市の教育委員会幹部ら。総額で約1,000万円分にのぼる。

 

問題が発覚したのは今年10月。20代の男性教諭が30~40代の教員らから激辛カレーを目にこすりつけられ、コピー用紙の芯で臀部が腫れるまで殴られる等の暴行を受けている様子が一部映像つきで報道された。

 

その後、10月9日に東須磨小学校現校長の仁王美貴校長(55)らが会見。前校長を含めて構造的ないじめの実態があったことも判明し、大きな波紋を呼んだ。

 

そんな問題を受けて、発覚から約2カ月後に発表された今回の“連帯責任”。320人ボーナス増額見送りの対応にも、ネット上で多くの疑問の声が上がっている。

 

《ものすごく違和感だし怖い対応。連帯責任じゃなくて当事者の加害者講師たちが償うべきことじゃ?》
《連帯責任は違くない? 告発したら自分のせいで320人に迷惑がかかるとか思ってためらいそう。お世話になった人に悪いとか考えちゃうだろうな》
《組体操問題的な、負の一体感を感じる……。子供のいじめ問題の解決にも悪影響がありそう。子供たちも言い出しづらくなったらどうするんだ》

 

なお、市は「市教育委員会全体のガバナンスの欠如が問題の要因」等と説明している。

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