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《現在、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていますが、罹患した方々と御家族にお見舞いを申し上げます。それとともに、罹患した方々の治療や感染の拡大の防止に尽力されている方々の御労苦に深く思いを致します。感染の拡大ができるだけ早期に収まることを願っております》

 

天皇陛下がそう述べられたのは、2月21日、誕生日に際しての記者会見でのことだった。しかしながら、その後も国内の感染者は増え続けている。

 

安倍首相は2月27日、全国の小学校、中学校、高等学校について、春休みまで臨時休校にすることを要請。悠仁さまが通われるお茶の水女子大学附属中学校も、28日から4月上旬まで休校となった。

 

また、佳子さまがお出ましになる予定だった3月1日からの発明コンクール「なるほど展」も中止となっている。元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんが話す。

 

「すでに決まっている両陛下や皇族方のお出ましを宮内庁側から取りやめることはないでしょう。しかし、いまは政府が自粛を要請している状況です。主催者側が行事やイベントなどを中止する可能性が高いですから、おのずとお出ましは少なくなるでしょう。終息のめどが立つまでは、皇室全体のご公務の数は少なくなると思われます」

 

一方で皇室担当記者は、コロナショックが与えた秋篠宮家への影響を口にする。

 

「眞子さまが小室圭さんとの結婚延期を発表されてから、2月6日で丸2年が経過しました。天皇誕生日が過ぎてから、秋篠宮さまが昨年の誕生日会見で眞子さまにお求めになった“何らかの発表”があるとみられていました。そこで眞子さまは、小室さんとの変わらぬ“結婚の意思”を表明されるという見方も多かったのです。しかし現在、眞子さまのご結婚関連の話は秋篠宮家周辺からもいっさい聞こえてきません」

 

不安にさいなまれている国民の気持ちを考慮されて、ご自身の結婚問題について発表をしている場合ではないと、眞子さまが判断されたのだろうか。

 

「眞子さまは何らかの文書の準備を進めていらしたようですが、お気持ちの表明、つまり“結婚宣言”は延期になっているようです」

 

そう明かすのは宮内庁関係者。さらに声を潜めて続ける。

 

「もちろん眞子さまは、新型コロナウイルスの感染拡大を憂慮しておられます。ただ実は、発表の延期を決められた大きな背景には、紀子さまからの強いご要請もあったようなのです。日本に平穏な日常が戻るまで、コロナが終息するまでは、発表を控えてほしい、と……」

 

このような非常事態が起こっていなければ、すでに眞子さまが小室さんとの結婚を発表されていた可能性もあったというのだ。

 

皇室でも「立皇嗣の礼」の規模縮小が検討されるなどコロナショックの影響が出始めているが、この逆境のなか、紀子さまが眞子さまの説得に動きだされたのか――。

 

「女性自身」2020年3月17日号 掲載

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