《ありがたい。落ち着いて曲を聞きたい。ギュギュウ詰めの状態で聞かされても疲れるだけ》
《大賛成! 立ってなくても心はヘドバンしてるから》
《着席でもいいからはやくライブハウス再開して、ライブハウスを潰さないようにしてほしいです》

 

人気ロックバンド「くるり」のギターボーカル・岸田繁(44)は24日、《ぎゅうぎゅう詰めでツバ飛びまくりお客が押し競饅頭するのが世間一般のライブハウスのイメージ》とツイート。続けて《昔私が磔磔や拾得に通い詰めてた時は、ガラガラの店内でテーブル席に座って、大人しく酒を飲みながらライブを観ていた》と過去の経験と照らし合わせ、《そんなスタイルに戻るのかも知れない》と予想していた。

 

さかのぼると、2月26日に安倍晋三首相(65)が大規模なスポーツ、文化イベントの中止・延期を要請。そのため、相次いで予定されていたライブやコンサートが見送られた。また同月には大阪市内のライブハウスでクラスターが発生したこともあり、数多くの店舗が休業を余儀なくされていた。

 

「クラスターが発生した業種にとって、営業再開は高いハードルとなっています。停滞してしまった音楽業界を救うため、寄付やドネーションも盛んに行われました。ですが政府や自治体からの補償も足りず、すでに閉店したライブハウスも。経営者からは営業再開に向けて、『ガイドラインを示してほしい』という声が上がっていました。『原則着席』に賛否はあるものの、“アフターコロナ”に向けた大きな一歩ではないでしょうか」(音楽関係者)

 

産経新聞によると、国のガイドライン策定は6月中旬以降になる見通しだという。今後、ライブハウスはどんな形になっていくのだろうか。

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