波紋広がる“劇場クラスター”…「人災では」と非難の声も

新型コロナウィルスのクラスターが発生した舞台『THE★JINRO―イケメン人狼アイドルは誰だ!!―』を巡って、波紋が広がっている。6月30日~7月5日まで劇場「新宿シアターモリエール」で上演され、7月15日までに陽性者は59名、濃厚接触者は約850名確認された。

 

主催者のライズコミュニケーションは7月15日、公式サイトで「当社としましては、今回の舞台において、ガイドラインを作成し、できる限りの感染防止対策に努めてまいりました」と説明。また一部報道にあった「演者が客席に降りてハグをする演出」については、「そのような事実は一切ございません」と否定している。

 

しかし感染防止策を徹底されていなかった状況はあったようだ。同劇場が加盟する「小劇場協議会」は、公式サイトで報告文をこう発表している。

 

「当協議会のガイドラインに従った感染防止策をご利用団体と協議していたものの、徹底・遵守していただけなかったことが、小劇場協議会からシアターモリエール側への確認作業のもと判明しております」

 

16日には、主催者側の管理体勢が粗雑だったことが報じられた。スポニチアネックスは、ライズコミュニケーションが劇場側の求める感染防止策を守っていなかったと報道。劇場のある新宿区の保健所が明かしたという。

 

「186席ある客席は半分以下に抑えたものの、楽屋は密だったそうです。ガイドラインには『座席は最低でも1席以上あける』『公演関係者はマスク着用』といった規定があります。また『終演後の出演者との面会』も禁じられていましたが、一部の役者は出待ちしていたファンに握手など応じていたとも報じられています。一部ルールが守られていなかったことについて、劇場側は主催者側に申し入れていたそうです」(舞台関係者)

 

このことから、主催者側に非難の声が広がっている。

 

《劇場のせいでなく明らかに運営による人災では?????》
《これは劇場側が可哀想というか…こんなルールも守れない主催者たちには、使用させられなくなっちゃうよね…残念だね》
《劇場クラスターの件、主催が劇場側の要請無視したり、観客も出待ちしたりと演劇のイメージが悪くなるような事はして欲しくないな》

 

劇場によると13日に東京都と保健所の調査を受け、15日に改善点の報告書を提出したという。

 

担当者からは「100%貸劇場として制作に関わっていないので開館前と閉館後の消毒は劇場の責任」とし、「主催者がホールを使用している時間内は主催者の責任(出演者の管理、観客の管理等すべて)」と伝えられたことを公表している。

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