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<民主党はたった2日の選挙戦で、議員の投票だけで代表を選ぼうとしています。 民主党内で政策論争はほとんど見られず、候補者は民主党議員の顔色をうかがい、多数派工作に終始しています>

 

2011年8月27日、当時与党だった民主党を厳しく批判していたのは菅義偉官房長官(71)だ。東日本大震災への対応をめぐって批判を受けていた菅直人首相(当時、73)が辞意を表明したことで、同年8月29日に予定されていた民主党代表選挙。“政治空白”を作らないため迅速な選挙の必要があることなどを理由に、投票権は国会議員に限定され、一般党員やサポーターの投票は認められなかった。当時野党議員だった菅長官は、そんな民主党の姿勢を自身のブログ「意志あれば道あり」で厳しく批判したのだ。

 

<与党の代表を選ぶことは、日本の総理大臣を決めることであり、本来なら候補者が自らの考え、政策を広く国民にも示し、議論を深めるべきものです>

 

与党の代表選のあり方をこう定義したうえで、自分が所属する自由民主党をこう誇った。

 

<自民党が総裁を選ぶ際には、全国で遊説を行いって国民に広く考えを示し、政策論争を深めてきました。 谷垣総裁も、国会議員だけでなく党員・党友も投票して選ばれています>

 

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