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第100代の総理大臣に自民党の岸田文雄総裁が指名された。先だって行われた自民党総裁選では、河野太郎、高市早苗、野田聖子と争った岸田総理だが、半数の候補者が女性というはじめての総裁選となり、大きな盛り上がりを見せた。「ジェンダー・ギャップ指数」の政治分野で世界147位と低迷する日本において、初の女性総理誕生に最も近づいた選挙だったとも言える。

 

蓋を開けてみれば、組閣では派閥の意向が色濃く、政策もブレブレな岸田総理。10月31日に行われる衆議院選挙では、現状を打破する女性議員の躍進が大いに期待されている。そこで本誌は女性読者を対象に、女性政治家に関するアンケートをとってみた。(10月8日~10月11日)。

 

まずは「近い将来、初の女性総理に誕生してほしいですか?」という質問。

 

「強くそう思う」と答えた人は全体の39%で、「そう思う」の34%と合わせると実に73%の読者が女性総理の誕生を願っていることがわかった。理由としては《おっさん政治にはもう飽きました》《女性ならではの目線での政策が必要だと感じる》といった超肯定的コメントが数多く寄せられる一方、《与党議員には期待できない。雰囲気だけ変わった感を出されても中身は旧来通りとなりそうで、逆に望まないため、「強く思う」を選択できない》という冷静な意見もあった。

 

【近い将来、初の女性総理に誕生してほしいですか?】

強くそう思う(39%)
そう思う(34%)
あまり思わない(26%)
全く思わない(1%)

 

次に、女性政治家の中で誰が総理大臣にふさわしいかを聞いた。

 

1位には、小池百合子東京都知事が、28%の得票率で2位に倍以上の差をつけて選ばれた。理由としては《都知事として新型コロナの大変な状況の中、頑張っていらっしゃる》《なんだかんだと困難に対して強く逞しい。上からの圧力もあるだろうにメンタルがとても強く向いている》《品があって話し方がきれい》というコメントが寄せられた。コロナ禍に連日対応しながら、東京五輪の開催など実現してきた手腕が評価をされたようだ。

 

【初の女性総理になってほしい政治家は誰ですか?】(複数回答可)

1位:小池百合子(28%)
2位:野田聖子(13%)
2位:福島瑞穂(13%)
4位:高市早苗(11%)
4位:蓮舫(11%)

※純白ドレスSHOTも…第7位までの政治家の写真はこちら

 

このようなランキング結果となったが実は、「現職の政治家にはいない」と回答した読者もかなり多く、小池百合子に次ぐ22%の得票率となっている。やはり男女問わず根強い政治不信があることは間違いないようだ。

 

「都民ファーストの会」が衆院選を控えたこのタイミングで国政新党の設立を発表し、小池都知事の出馬への観測はますます高まっている。風を読むことには誰よりも長けていると言われる小池百合子氏。短期決戦となった今年の衆院選での動向はいかに!?

出典元:

WEB女性自身

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