■交差接種でもワクチンの効果に大差はない
読者世代でも、早い人であれば1月中に3回目の接種を受けることになる。厚労省は「ファイザー製」と「モデルナ製」のワクチンを認証しているが、副反応と併せて気にかかるのが「交差接種」に関することだろう。
1、2回目と異なるメーカーのワクチンを打つ「交差接種」は、はたして本当に安全なのだろうか?
「交差接種に関しては、基本的に心配する必要はないと考えます。どちらもm-RNAという、同じ種類のワクチンであり、一部では交差接種で抗体量に差が出ると報じられていますが、ワクチン効果に違いはほとんどありません。たとえるなら、60点で合格のテストにおいて、96点か、97点で競っているイメージです。供給量にも限りがあり、今の段階ではメーカーを選択できる可能性は低いとみられますが、とにかく打てるものから接種する心がまえでいてほしいです」
感染爆発、医療現場崩壊といった悲劇を繰り返さないためにも、迅速なワクチン接種と、一人ひとりの感染対策が重要性を増しているーー。
■医療従事者6人が語る「3回目接種」体験談
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