厚労省が意見交換会をドタキャン…脳性麻痺児の母が涙ながらに激怒
画像を見る 12月24日、厚労省の佐藤英道副大臣に要望書を提出

 

■「“ガス抜き”にしか過ぎなかったのでしょうか」

 

「第3回の時、厚労省側が『異動があるから4月の開催は取りやめにしてほしい』と言いました。5月に開催しようという運びとなり、25日に開催することも決定しました。ただ、あちらが『正式に問題がないか、ほうぼうに確認するので時間が欲しい』と。それで待ち続けたのですが、返事が来ないんですね。

 

ゴールデンウィークが明けても連絡がないので、流石にこちらが連絡すると『25日で問題ないです』と言われました。正直、『マナーとしてどうなんだろう』と思いました」

 

さらに、中西さんには“ショックなこと”があったという。

 

「日程が正式に決まったものの、『特段話すことはないんですけど……』と言われんです。『いやいや!』と思いました。話すことがたくさんあるから、意見交換会をしてきたのに」

 

このやり取りがキッカケで、「第4回はメディアを入れて開催する」と中西さんは決意したという。

 

「もともと『メディアを入れても問題ない』と厚労省に言われていたんです。『特段話すことはない』なんて誠実さが感じられない。ですから、このタイミングでメディアを入れようと。そう伝えたところ、延期のお願いです。

 

厚労省がドタキャンって……。唖然としました。『直前の連絡で申し訳ないです。納得していただけないのは、承知しています』と言われました。また日程の再調整に合わせて、質問を書面であらかじめ用意してほしいとも言われました」

 

中西さんは、厚労省と機構に対して不信感を強めている。

 

「国会でも注目されるなか、今回はメディアも参加します。『今までと違って適当なことは言えない』と思い、いったん中止にしたかったのかもと考えてしまいます。

 

でもね、私たちはこれまでも本気で取り組んできましたよ。忙しい合間を縫って、要望が伝わるよう意見交換会を開いてきたつもりでした。あちらからすると単なる“ガス抜き”にしか過ぎなかったのでしょうか。やりきれない思いです」

 

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出典元:

WEB女性自身

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