兵庫県警は生活経済課課長補佐の男性警部(49)が捜査資料を紛失したと8月14日に発表した。“泥酔後に路上で寝込み紛失した”という経緯から、6月に尼崎市が委託していた会社の従業員USBを紛失した騒動にそっくりとネットで話題となっている。
『朝日新聞デジタル』によると今月12日、持ち出しの許可をとらないまま、警察署から捜査資料を持ち出した男性警部。そのまま2名の部下と兵庫県西宮市の居酒屋でビールなどを約7杯飲んだ後、23時過ぎ、徒歩で帰宅途中に路上で寝込むことに。そして翌朝午前5時に目覚めたところ、資料などが入った手提げカバンがないことに気づいたという。
また同サイトによると、この捜査資料には事件関係者の氏名や住所、逮捕した容疑者の名前などが含まれているという。
兵庫県といえば今年6月、尼崎市から新型コロナの給付金支給業務を委託されていた会社の従業員が、全市民の住民基本台帳などのデータが入ったUSBメモリを紛失。県内外問わず波紋を呼んだことも、記憶に新しい。
「従業員はデータ移管作業の際に、必要なデータをUSBメモリに保存。そして、許可なく鞄に入れて同市の市政情報センターから大阪府にあるコールセンターへと持ち出しました。作業が終わったものの従業員はデータの削除をせず、USBメモリを鞄に入れて飲食店へ。泥酔した挙句、路上で寝てしまい、気付いた時には鞄を紛失していたといいます」(全国紙記者)
兵庫県警の件も尼崎市の件も、ともに許可なく資料を持ち出した上に泥酔。そして紛失している。そのため、ネットではこんな声が上がっている。
《尼崎市のUSB紛失といい、泥酔して寝込むくらいじゃないと飲酒じゃない、みたいな風習とかが兵庫県にあるの?》
《兵庫県はお酒を飲んで路上で寝て個人情報を紛失する文化でもあるのかしら・・・》
《尼崎で個人情報入れたUSB紛失騒ぎがあって、そんなに間を開けずにコレですからねぇ……兵庫県やばない?》
《どうなってんの兵庫県…》