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コロナ禍が徐々に収束し、夏の風物詩である花火大会が各地で復活している。約4年ぶりのお祭りに多くの人が足を運び歓喜の声もあがるなか、問題となっているのが大量のごみの廃棄。そんな状況をどうにかすべく立ち上がった“マッチョ”たちが称賛を集めている。

 

7月25日に東京・江戸川区で行われた葛飾納涼花火大会では77万人、7月31日に行われた日本屈指の知名度を誇る隅田川花火大会では過去最多103万人を動員するなど、多くの賑わいをみせている。

 

美しい花火の一方で、かねて問題となっているのがごみのポイ捨て問題。見物しながら飲食することが多く、かつ普段は馴染みの薄い場所に大挙して人が押し寄せるため、民家の前に設置された自販機の前にペットボトルや空き缶のゴミが積み上げるように置かれる光景が各地で散見される。また、“ポイ捨て”のレベルを超えて、花火の見物に使ったであろうゴザや段ボールを放置したまま帰る人も珍しくない。

 

こうした問題を解決すべく立ち上がったのが、フィットネスブランド「VALX(バルクス)」。

 

7月13日、「VALX」は公式Xアカウント(旧Twitter)にて隅田川花火大会の翌日である7月30日にごみ拾いに参加する「マッチョ」を募集する「ゴミ拾いマッチョ」イベントを発表。参加特典として、同社オリジナルのプロテインを配布すると発表した。

 

花火大会の翌日、30日の朝にはたくましい肉体をした参加者のマッチョ約40人が集合。VALX広報Xが様子を実況し、指定のタンクトップなど筋肉が見える服を着たゴミ拾いマッチョたちが街路樹や川沿いを練り歩き、続々ごみを拾う姿が投稿された。

 

なかには「マッチョの姿を見たい」という理由で、ゴミ拾いに参加した人もいたという。

 

同社は昨年の渋谷ハロウィンのあとにも、ゴミ拾いマッチョを募集していた。「楽しいイベントの時こそ、街を綺麗に!そういった意識を少しでも高めることができていたら幸いです」と広報は公式Xにて企画意図を綴っている。

 

そんな同社の取り組みと参加したマッチョに対してネット上では称賛の声が。

 

《ゴミ拾いマッチョ…だと。なんで素敵な取り組みなんだ………やっぱりマッチョしか勝たんのか…筋トレちゃんと再開しよう…》
《昨夜地元で花火大会がありました。朝ウォーキングしていたら、マッチョのみなさんがゴミ拾いをしてくださっていました。よくみたらVALXのみなさんでした!ボディビルダーに悪人なし♡》
《プロテインやサプリメントのメーカーであるVALXさんだからこそできる、マッチョを集めてのゴミ拾いイベント。ほんと、ユーザーのことをよく理解されています》

出典元:

WEB女性自身

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