大阪維新の会に所属する、大阪市会議員のホンダリエ氏(50)。9月9日、Twitter(現X)で自党を応援したが、そのツイートに添付されていた画像がネットで物議を醸している。
10日は、大阪府交野市の市議会議員選挙の投票日だった。そのため前日である9日、ホンダ議員はTwitterにこう綴った。
《交野市の皆さま 市議会議員選挙の投票日は明日9月10日です 維新の会からは5人が立候補してます 是非投票よろしくお願い申し上げます》
このツイートには画像が一点添付されている。そこには交野市の市議会議員選挙のポスター掲示場の様子が収められており、ホンダ議員がアプリなどで書き足したのか、大阪維新の会に所属する5人の候補者が緑色の線で囲まれている。ところが同党以外の候補者は、すべて顔や名前が同じく緑色の線で塗り潰されている。
’20年5月から1年間、第117代大阪市会議長を務めたこともあるホンダ議員。公式サイトで「大阪をビフォーアフターします」と意気込みを見せているが、しかし写真の“ビフォーアフター”は波紋を呼ぶこととなり、Twitterには厳しい声がこう上がっている。
《倫理に欠ける行為!自分の顔のポスター塗られてたら、いい気せんやろ?》
《下品さ、攻撃性、規範意識の無さが如実に表れたツイート》
《スゴいなこれ、いじめで同級生の教科書やノートに落書きするいじめの加害者みたいだ》
《他の議員を尊重できない人に、市民の身になった仕事ができるとは思えない》
塗りつぶし行為が批判を浴びたホンダ議員。11日、交野市の選挙を振り返り、《定数15人(維新5人現職3、新人2)の激戦 結果は維新3議席でした とても厳しい結果に衛星市の選挙の難しさを実感します》(原文ママ)と心情を明かしているが、“厳しい結果”は自身のツイートの影響もあるかもしれない。