4月11日、東京・日本橋高島屋で開催された「大黄金展」で、販売価格1040万6000円の純金茶碗が盗まれた事件。警視庁は13日、窃盗の疑いで堀江大容疑者(32)を逮捕した。
「堀江容疑者ははじめ、盗んだ茶碗でお茶を飲もうと思っていたそうです。しかし“換金した方がいい”と考え、東京・江東区内の貴金属店にて180万円で売却したと供述しています。
いっぽう茶碗を盗んだ日は、金の買取価格が1gあたり12,577円でした。茶碗は380gありましたが、堀江容疑者は相場の半分以下で茶碗を売ったことになります。。
ですが身柄を確保された際は130万円を所持していたものの、残り50万円は15日夜に行われた家宅捜索でも見つかりませんでした。堀江容疑者は“借金があった”とも供述しており、警視庁は詳しい動機を調べています」(社会部記者)
堀江容疑者は散策が趣味で、高島屋の前でたまたま「大黄金展」の開催を知ったという。世間を騒がせた窃盗事件だが、SNSではにわかに堀江容疑者のYouTubeチャンネルが注目を集めているのだ。
「堀江大」と題するチャンネル名で、登録者数は現在までに299人(16日19時現在)。チャンネル登録日は、’19年4月10日となっていた。またアカウントの紹介文には、次のように書かれていた。
《イケメンがイケメンを生かして、「あれ」「これ」をやるチャンネルです!モデルみたいなもんだね よろしくお願いします!28歳です。笑》
現在までに合計7本のショート動画が投稿されており、最初に投稿されたのは「2018年7月18日の石狩川です」との説明文が添えられた動画。川が氾濫した様子を撮影したようで、「何でこんなことになってんだ」との音声が収められていた。
ところが残る6本は、全て“自撮り動画”だったのだ。
「6本中5本が’19年11月に、最新動画は’20年8月に投稿されたものでした。メガネをかけた堀江容疑者はカメラに向かって何かを発言するでもなく、自らの顔をアップで撮影していました。ただ独特だと思ったのは、自撮り動画のタイトルです。《たまにはかっこよく》《かわゆい堀江 大 やっぱりイケメン!》《イケメン堀江 大が散策》など、自らの容姿を讃える文章が印象的でした。
また最新動画では《イケメンが東京でいろいろ》と記されており、この時すでに東京に滞在していたようです。報道によれば堀江容疑者は、3年ほど前に北海道から上京したといいます。堀江容疑者の父親は複数メディアの取材に応じており、息子の性格を“静かで素直な子だった”と語っていました。ですが父親の証言からは想像できない素顔に、《お父さん悲しんでるよ!》など驚きの声が上がっています」(WEBメディア記者)
いったい堀江容疑者の身に、何があったのだろうか――。