依然として続くイスラエルのガザ攻撃や、ウクライナ戦争……。
加えて、忘れてはならないのが、くすぶり続ける“ホルムズ海峡”での紛争勃発の危機だ。
今年6月、イスラエルがイランの核施設へ攻撃を仕掛け、続いてアメリカもイラン国内の3つの核施設を攻撃。これに激怒したイランが、“ホルムズ海峡封鎖”に打って出るのでは、との懸念が広まり“オイルショック”の再来かと、世界に緊張が走ったことは記憶に新しい。
「一時期は状況の悪化が懸念されましたが、トランプ大統領の半ば強引な停戦の呼びかけに両国が渋々応じて、現在は小康状態を保っています」(全国紙記者)
しかし、この攻撃以後、イランは、国際原子力機関(IAEA)の査察を拒否。協議は続けているものの見通しは不透明だ。
「加えて、イスラエルがもくろんでいた“イラン政権の弱体化”も限定的に終わりました。
そのため、今後のイランの対応次第では、再びイスラエルがイランを攻撃する可能性も示唆されています」(前出の全国紙記者)
そうなれば、再び“ホルムズ海峡封鎖”の危機が訪れかねない。
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