■「連絡がいつだったのか」高市氏側がNHK側に欠席を伝えた実際の時間にも疑問の声
とはいえ、野党の党首が高市氏の欠席を“放送開始30分前に聞かされた”と明かしていたことから、Xではこんな指摘も。
《NHKへの連絡がいつだったのか、日曜討論担当者に届いたのはいつだったのか、が知りたいですね》
《自民党がNHKに出演者変更の連絡を入れた時間はいつなんだろう?他の出演者がNHKスタッフから連絡を受けたのは30分前だったのは間違いないだろうけど、それすなわちNHKに連絡が入った時間とは限らないと思うんだよね》
そこで本誌は2日、NHKを取材。高市氏側から『日曜討論』を欠席する旨の連絡が入った具体的な時間を問い合わせたところ、3日正午前に文書で次の回答があった。
「番組内で司会者がお伝えした通り、番組当日の朝、欠席するとの連絡がありました。詳細については、お答えを控えます」
『日曜討論』欠席後の遊説では、右手の5本指全てにテーピングを巻いて支持を訴えていた高市氏。その姿に支援者からエールが寄せられたいっぽう、Xでは「#高市逃げた」がトレンド入りするなど一部では批判的にも捉えられていた。前出の全国紙記者は言う。
「高市氏は1日の遊説前にXで、“支援者に手を引っ張られて痛めてしまった”と釈明していました。持病の関節リウマチが悪化したようなので、早急に治療する必要があったのでしょう。体調管理や危機管理が優先されるのは理解できますが、衆院選の公示後には波紋を呼ぶ出来事も。1月28日配信の『週刊文春 電子版』では、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が高市氏の政治資金パーティー券を購入したなどの疑惑が報じられたばかり。
さらに高市氏は31日の応援演説で、政府が管理する外貨建ての資産である外国為替資金特別会計について『これの運用、今ホクホク状態』と発言。円安のメリットを強調するかのような発言に、野党からも批判の声が上がりました。高市氏は1日にXで《為替変動に強い経済構造を作りたい》との趣旨だったと釈明しましたが、党首討論会に出席すれば追及される発言であることは間違いなかったでしょう。
また、“食料品の消費税2年間ゼロ”の公約についても、いまだに具体的な財源や実施時期などは示されていません。追及される要素が増えるなか、党首討論会を欠席して遊説を敢行したことに“論戦から逃げた”と見る向きもあります。テレビならリモート出演も可能だったでしょうし、むしろ全国の有権者に向けて政策などの正当性を訴えることもできたと思うのですが……」
8日の投開票日が迫るなか、高市氏を交えた党首討論会の“やり直し”は行われるだろうか。
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