2月8日の衆院選で、愛知10区から出馬し敗れた中道改革連合の藤原規真前衆院議員(47)。中道が党として岐路に立たされるなか、藤原氏は元立憲民主党の上層部をX上で次々と猛批判している。
まずやり玉に上げたのが、宮城4区で自民党の森下千里氏(44)に惨敗し、比例復活もできず落選した安住淳前共同幹事長(64)。安住氏は当開票日の夜に予定していた都内の開票センターでの取材対応を急遽取りやめたため、一部からは”逃げた”という批判も受けている。
13日午前8時に更新したXで、藤原氏は《立憲民主党の衆議院側を潰した1月15日の両院議員総会で、不安を吐露する質問をした議員に怒鳴りながら精神論を申し向けた安住淳氏》と舞台裏を暴露。さらに《結果が出たあと姿を見ない》とし、《ハラスメント気質の人ほど臆病者だというのが私の弁護士としての経験だ》と痛烈批判。《安住氏が何を語るか、待っている》と挑発気味に呼びかけた。
しかし、藤原氏の“糾弾”は止まらない。次は、奈良1区から比例重複立候補していたが、復活当選もできず落選した、中道の共同選挙対策委員長を務めた馬淵澄夫氏(65)。
13日午前10時過ぎにXで、《ある記者さんから中道の比例名簿について思うところを問われた》と打ち明け、《私自身が小選挙区優遇を受けたと思っているので結果論で不満を言うつもりはない旨回答した》とXで報告。しかし《ただし、比例近畿ブロック6位の馬淵澄夫氏に関しては「職権濫用恥を知れ」と答えた。ボツだ》と批判。
比例近畿ブロックの中道の当選者は全部で5人で、名簿の上位5人は全て公明党出身議員で埋められているが、その下に続く立憲出身者のトップである比例6位が選対委員の馬淵氏なのだ。
そのため、藤原氏は続く投稿で《選挙対策の責任者の任にありながら私利私欲にまみれた自己優遇。政治家の風上にも置けない愚劣極まる蛮行だ》と痛烈に批判。《馬淵澄夫氏に反省など求めたくない。一刻も早く政界から退場いただきたい》と、政治家失格の烙印を押した。
さらに、元立憲民主党幹事長で同日の代表戦によって中道の新代表となった小川淳也氏(54)にも噛みついた。
藤原氏は、記者団の取材に応じた小川氏が、憲法改正について「自衛隊の明記はあり得る」と発言し、9条見直しを「あり得る」と肯定したとも取れる発言をしたことを報じた記事を引用し、13日午後にXで《9条改憲を党として容認するなら、私はおいとませざるを得ない》と投稿。離党を匂わせて、中道の幹部らをぶった斬った。
藤原氏以外にも、落選議員から執行部への批判が相次ぎ、内紛状態となっている中道改革連合。新代表の小川氏には、かつてなく難しい政党運営が待ち受けていそうだ。
画像ページ >【写真あり】「恥を知れ」馬淵氏を糾弾する中道・落選議員(他1枚)
