「今回、新たに国会議員として仲間入りした新人議員の皆さまを、心より歓迎いたします。おめでとうございます」
2月18日、特別国会の召集に先立って開かれた自民党の両院議員総会で、こう挨拶したのは高市早苗首相(64)。
衆院選で全議席の3分の2を上回る316議席を単独で獲得した自民党では、同日に初当選した66人の新人議員が国会デビューした。’05年の小泉政権時の83人に次ぐ規模となり、“高市チルドレン”と呼ばれている。
なかでも注目を集めているのは、比例代表北海道ブロックから立候補し、最年少の25歳で初当選を果たした村木汀衆院議員(26)。
全国紙政治部記者は言う。
「衆院選では名簿順位が14位だったこともあり、当選は本人も予想外だったといいます。現在4期目の北海道議会議員・村木中氏(58)を父に持ち、学生時代は自民党北海道支部連合会学生部の部長を務めた経歴の持ち主。当選するまでは、地元の岩見沢で訪問介護を行う会社で働いていたそうです。“派閥に入って政策研究をしたい”との思いから麻生派に入会する意向を示しており、若手筆頭株として有望視されています」
18日午前8時すぎに初登院した村木氏のもとには、報道陣もこぞって集結。インタビューで「成し遂げたいことは?」と聞かれると、「やはり女性の活躍推進ですとか、若者の経済不安を払拭するような経済対策、そういった点において、まずはしっかりと頑張ってまいりたいと思っております」とハキハキとした口調で語っていた。
いっぽう登院ボタンを押す場面では、自身の隣に並んだ村上誠一郎前総務相(73)のボタンを押してしまうハプニングが。記者に指摘されて気づいた村木氏は、「あ!やばい、ごめんなさい」と謝罪する初々しい振舞いも見せていた。
心を新たに晴れの日を迎えた村木氏だったが、早くも“ダメ出し”をした人物が――。
それは、元参院議員で社民党副党首の大椿裕子氏(52)。
村木氏は初登院時に受けたNHKのインタビューで、「今回、3分の2を超える巨大与党と言われているんですけれども、なにを実現していきたいですか?」と尋ねられた際に、「な、なにをですか……?」と数秒フリーズする場面があった。
だがすぐに切り替え、「国民の皆さまの声を真摯に受け止め、そしてそれを国に届けていく。そういった役割を担っていければと思っております」と答えていた。
Xではこのワンシーンを切り取った動画が拡散し、さまざまな声が寄せられることに。大椿氏も、切り抜き動画を載せたユーザーの投稿をリポストし、こう反応したのだった(以下、《》内はすべて原文ママ)。
《逆に、実現したいことのひとつくらいなけりゃ、選挙も踏ん張れんだろ?と思うんだが》
だが大椿氏の呟きはさほど共感を得られなかったようで、次のような厳しい声が寄せられることに。
《みっともないw》
《負け惜しみもここまでくると(笑)》
《まるで自分はあったかのようにおっしゃいますね》
《羨ましいって素直に言った方が好感度上がると思います》
“ブーメラン”のように、こうした声が上がるのも無理はないだろう。前出の政治部記者は言う。
「社民党は今回の衆院選で、前身の社会党時代を含めて初となる“議席数ゼロ”の惨敗でした。’28年に予定されている参院選で、“所属議員5名以上”もしくは“得票数2%”の政党要件をクリアしなければ、国政政党の資格を失う窮地に立たされています。
大椿氏は’25年7月の参院選のみならず、今回の衆院選でも比例東京ブロックで落選しています。連敗続きのなか、“今やるべきことは与党の新人議員に皮肉を浴びせることではない”と捉えた人もいたようです。
また、村木氏は報道各社のインタビューで、どの質問にも逃げることなく答えていました。断片的な情報で判断するのは適切ではないでしょう」
与党の新人議員への“アドバイス”は、支持者たちから受け入れられるだろうか――。
画像ページ >【写真あり】“数秒間フリーズ”が注目を集めた最年少当選の“高市チルドレン”(他1枚)
