13年ぶりの社民党党首選は、6日に決選投票の開票が行われ、2,364票を獲得した福島みずほ党首(70)が、1,792票の大椿ゆうこ前参議院議員(52)を破り再選した。しかし、同日に行われた新党首発表会見では党首以外への質問が禁じられていたため、大椿氏らの発言が許されないという“異例のスタイル”が物議を醸している。
「会見では、事務局の男性が東京新聞の記者・望月衣塑子氏に“今日は新党首の会見なので、福島氏への質問に限ってください”と質問を制し、何度も口論のような状態になっていました。大椿氏は“もう少し候補者を平等に扱うべき”“ひどいと思います”と不満を口にし、会見の途中で荷物をまとめて退場してしまいました」(WEBメディアライター)
さらに同日夜に、同会見に参加していた望月氏のYoutubeチャンネル『望月いそことオッカ君チャンネル』に生出演した大椿氏は、「会見で発言が許されなかったのは福島氏の意向」と明かした。
「当選者だけで記者会見を行うつもりだった福島氏に対し、大椿氏はマスコミに“ノーサイド”を示す意味でもそれはよくない、と党関係者らとともに説得したが叶わなかったと動画では語っています。望月氏も“発言権がなかったのは、事務局の男性から福島氏の指示だと会見後に聞いた”と大椿氏に同調しています」(前出・WEBメディアライター)
そんななか、同日深夜、同会見の動画が社民党の公式XやYoutubeにアップされると、さらなる“火種”を生むことに……。
「30分ほどの会見の模様は12分弱に編集され、冒頭の福島氏のあいさつ部分以外はほとんどカットされていました。新党首発表という“お祝い”の側面が強いため仕方ないとは思いますが、党首以外への質問を事務局が遮ったシーンや、大椿氏が退場した場面はなし。ラサール石井副党首(70)が会見終盤、福島氏に対して当選の拍手を求められるも固辞したところもカットされていました」(前出・WEBメディアライター)
Xで投稿された動画には、
《みなさんの声を聞かせてください。みなさんのお力をお貸しください。》
というポストも。しかし投稿のコメント欄は閉じられており、Youtube動画へのコメントはできない仕様だった。Xでは会見では福島氏以外の発言ができなかったことを含め、事態を皮肉った次のような声が上がっていた。
《身内の声を聞こうともせずに、どうしてみんなの声を聞けようか。》
《みなさんの声を聴かせてくださいと言うなら、コメント欄は閉じるべきではないと思いますが。》
《落選者の声すら聞けないで、国民の声を聞くとはこれ如何に》
《他党を批判している党が批判を恐れてはいけない。コメントも制限している。世間の常識とずれている》
《衰退するのも納得。》
迷走する社民党は、“誰の声”を聞いているのかーー。
