■アパート火災時の安達容疑者の様子は
安達容疑者の中学校の後輩はこう話す。
「人数が少ない学校だったこともあって、試合にはいつも出ていました。僕ら後輩に対しても優しくて威張るようなことや怒ったことは一度もありません。一緒に遊んでくれてすごく面倒見がいい先輩でした」
市内の公立高校を卒業後、京都府内の電気機器メーカーに就職し、京丹波町の工場に勤務する。地元関係者はこう語る。
「彼は20代のうちに、同じ職場のひと回り以上年上の女性と結婚しました。結希くんと同い年くらいの男の子もいると聞いています。その後、奥さんは退職したようですね。結希くんのお母さんが安達容疑者の職場で働き始めたのは数年前のことだったそうです」
結希くんの母はもともと東京で美容師をしていたという。前出の全国紙記者は続ける。
「彼女は東京で出会った男性と結婚したのですが、結希くん出産後に離婚。地元に戻ったそうです。実家は広大な土地を持つ地元の名士。
母子はしばらく実家で暮らしていましたが、今の職場に勤務するようになってから、家賃5万円ほどのアパートに結希くんとともに移り住んだのです。このころ、安達容疑者との交際が始まったといいます」
昨年3月、このアパートで火災が発生した。安達容疑者は2人を心配して駆け付けたと報じられているが……。
「火事が落ち着いてからようやく安達容疑者は結希くんとお母さんの様子を見に来ていました。ほかの部屋の住人の関係者よりも、だいぶ遅かったですよ」(近隣住民)
昨年12月、安達容疑者は結希くんの母親と再婚。結希くんの祖母、曽祖母らとともに4世代が暮らす安達家に婿入りしたのだ。前出の全国紙記者は言う。
「結希くんが行方不明になった時期は、本来なら台湾へ新婚旅行に出かける予定だったと報じられています。しかし、もの静かな安達容疑者と快活な結希くんの関係は、どうやら結婚前からぎくしゃくしていたようですね。
あるとき、結希くんが“お父さんの話はしないでほしい”と話していたことや、地元のホームセンターで安達容疑者が結希くんを厳しく叱る姿が目撃されていたという報道もありました」
“真面目でもの静か”との証言が多い安達容疑者だが、前出の幼少期の知人はこう証言する。
「小学校高学年のとき、彼が突然、机を投げたことがありました。クラスメートが彼の祖母の悪口を言ったようなんですね。温厚で優しい人柄だったので、あまりの豹変ぶりに教室は騒然となったといいます」
冒頭の“暴走運転”の証言のように、安達容疑者はときおり“激昂”する一面を持っていたようだ。
「結希くんが行方不明になった後、安達容疑者と母親は近所の飲食店などに情報提供を求める張り紙を持っていきました。憔悴している母親が必死に手がかりを求めて頼みこむいっぽうで、安達容疑者は終始淡々とした様子だったといいます。
さらに安達容疑者は結希くんを“私の子”と言うことなく、“この子”と話していたというのです」(前出・全国紙記者)
