「このジュエリーの輝きのように、多くの日本にいらっしゃる皆さんが『日本の未来は明るい!』と、そう思っていただけるように一生懸命働いてまいります」
にこやかな笑顔で、こう力強く語ったのは高市早苗首相(65)。
7月4日に都内で開催された「第37回 日本ジュエリー ベストドレッサー賞」で特別賞に選出され、白蝶真珠やダイヤモンドがあしらわれた煌びやかなイヤリングとネックレスを着けて登壇した。
本賞は「各世代で最も輝いている人」「宝石の似合う人」を世代別・部門別に選考し、’90年から毎年開催されている。今年は浜辺美波(25)、前田敦子(34)、松本まりか(41)、高岡早紀(53)、堂本光一(47)が受賞し、高市氏は追加で選出が発表されていた。
いっぽう、首相経験者が受賞するのは初めてだという。
「高市首相が公務で身に着けるアクセサリーは、真珠であることがほとんどです。真珠の養殖は日本発祥とされており、日本の宝石の価値を広く印象づけてきたこと、『ジュエリー議員連盟』副会長としての取り組みなどが評価されたそうです。高市氏は自身のアクセサリーについて、母親の形見の真珠をリメイクして愛用していることを明かしていました。また、当日に貸与されたイヤリングは1800万円相当、ネックレスは800万円相当だといいます」(イベント関係者)
前日3日の深夜に、訪問先のインドから帰国したばかりだった高市氏。本賞の公式サイトでは事前に《高市内閣総理大臣のご出席については調整中です》とアナウンスされていたが、無事に間に合わせることができたようだ。
高市氏は4日夜に受賞と表彰式への出席をXで報告したが、投稿には次のように冷ややかな声が寄せられているのだ。
《この状況で、世間とのズレっぷりがスゴイ》
《それよりも国会に出て欲しいです。首相が国会軽視しないでください》
《国会に出てください 予算委員会に出てください 集中審議に応じてください 芸能の仕事が恋しいのかと思うくらいに表に出ていらっしゃる…》
中道改革連合の小沢一郎前衆院議員(84)も同日に、《寝る暇も無いなどと言い、国会答弁は拒否しても、こういうのには平然と出る。それならば、もう総理など辞めたほうがよい。止めない周りもどうかしている。明らかに異様である》と痛烈批判。
また、実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏(49)も、《体調も回復なされたようで、政務以外も参加する余裕が出来たようで何よりですー。体調不良と多忙で記者会見が出来なかったんですよね?》と皮肉交じりに反応していた。
こうした声が上がる背景について、ある政治部記者は言う。
「現在国会は空転が続いており、正常化に向けて野党側が求める集中審議や党首討論の開催に、高市氏が応じるかどうかが焦点となっていました。与党は衆院議員の定数削減法案や副首都構想の審議を強行し、国会審議が全面的にストップ。皇室典範改正案の審議が喫緊の課題とされていますが、野党側は先の2法案の成立断念を国会正常化の条件としており、折り合えていません」
そもそも与野党の対立が激化したきっかけは、先月22日の衆院予算委員会での一幕だった。前出の政治部記者は続ける。
「『週刊文春』で展開された中傷動画疑惑について、中道改革連合・後藤祐一衆院議員(57)が事実関係を追及した際、高市氏は答弁の代わりに“秘書の陳述書”を後日提出するとして幕引きを図りました。このとき高市氏は、『本当に金曜日の夜(19日)から今朝までの間ほとんど睡眠もとっていません』とも言及。午後の審議でも陳述書を提出すると説明し、再び“忙しいアピール”を強調していました。
ベストドレッサー賞に選出されること自体は批判されることではありませんが、表彰式への出席は慎重になってもよかったのではないでしょうか。自ら“寝ていない”と訴えていたなか、インドから帰国したばかりでもありました。集中審議や党首討論には難色を示していたにもかかわらず、“華やかな場所には率先して顔を出している”と落胆した人も少なくなかったようです」
そんな高市氏は週明けの6日、自民党・松山政司参院議員会長(67)との会談で、集中審議や党首討論に出席する意向を伝えたという。表彰式に出席したときと同じくらいの熱量で、野党側と向き合うことはできるだろうか。
画像ページ >【写真あり】総額2600万超のジュエリーを着けて登壇した高市首相(他1枚)
