「完全にナンセンス」梁農相の“報復”政治を専門家が分析…地方インフラにみる利益誘導政治の移り変わり
画像を見る 衆院本会議に出席した簗農相(写真:共同通信)

 

■ 昭和の「バラマキ」には大義があった

 

「利益誘導政治」と聞くと、昭和の田中角栄元首相(享年75)らを思い浮かべる人も多い。「我田引水」ならぬ「我田引鉄」という言葉があったように、実力者の地元に鉄道(新幹線)や高速道路、立派な橋が次々と建設された時代。

 

「しかし、昭和の利益誘導には、賛否はあるにせよ『大義』がありました。戦後の焼け野原から高度経済成長期を迎え、日本全体でインフラ整備が必要な時代。田中角栄は『雪国の者の気持ちは、雪国じゃなきゃ分からん』と、日本地図にマジックで線を引いて新幹線や高速道路の計画を立てました。そこには、都市部と地方の凄まじい格差を是正し、国土を均衡に発展させるという大義名分があったのです」(有馬氏、以下同)

 

総理大臣や実力者の地元に予算が多めに配分される傾向は確かにあったが、それは「国策」としてのインフラ整備という大枠の中での優先順位づけという側面が強かった。

 

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出典元:

WEB女性自身

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