国内
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医師語るコロナ後遺症「日常生活がままならないほどの倦怠感」
2020/12/10 06:00「日常生活もままならないほど“コロナ後遺症”に苦しんでいるのに、病院では〈心の病いだ〉〈気の持ちようで治る〉などと言われ、死を考えるほど追い込まれている方がたくさんおられます。とくに女性は、男性に比べて約1.5倍、後遺症が出る人が多いことがわかってきました」そう話すのは、ヒラハタクリニック(東京都渋谷区)の院長・平畑光一さん。“新型コロナ後遺症外来”を設置し、これまで400人以上の患者を診てきた。 -
「時代遅れ女王・杉田水脈」ファッション関係者が痛烈ダメ出し
2020/12/08 11:00「最近、炎上案件でよく見聞きする杉田水脈議員。あまりに時代錯誤な言動は思わず眉をひそめてしまうものばかりですが、そもそも彼女のファッションを眺めるだけで、その時代遅れの感覚は一目瞭然です」そう語るのは、数々のファッション誌で活躍するスタイリスト・Aさん。「LGBTには生産性がない」「(性暴力被害について)女性はいくらでも嘘をつけますから」など、さまざまな差別的・女性蔑視的価値観で世間を騒がせてきた -
元JK課・現100年料亭の若女将 コロナでも亡くなった母の遺志守る
2020/12/07 11:00国産メガネフレームのシェア95%を占める、福井県鯖江市。その中心にある鯖江駅を出ると、まずは大きな丸メガネのオブジェが出迎えてくれる。地元の老舗料亭「御殿當田屋」には、駅前のメイン通りを歩いて、8分ほどで到着。ちょうどそのころ、若女将の栗田もも乃さん(24)は、グレー地に黄や白の花びら柄がちりばめられた着物に、白地の帯を合わせ、姿見で全身をチェックしていた。「最後にきゅっと帯締めを結ぶと、背筋もピ -
100年料亭の若女将は24歳 母の最期の言葉は「娘を応援して……」
2020/12/07 11:00ももちゃんこと、料亭當田屋(とうでや)の若女将・栗田もも乃さんは、96年生まれの24歳。家族経営している當田屋は、江戸末期から明治初期に創業し、ももちゃんで4代目。小学校のときから、将来の夢は「女将さん」と書いていた。しかし彼女が若女将としてお店に立つまでには、様々な波乱があった。中学を卒業し、5年制の高専の電子情報工学科へ進学したももちゃん。3年生になる直前、鯖江市役所が、女子高生がまちづくりに -
河野太郎大臣の行革スピード 迅速さに研究者から絶大な支持
2020/12/07 06:00あまり知られていないが、河野太郎行政改革担当大臣(57)がまたしても研究者たちから喝采されている――。11月27日、河野大臣はツイッターで「研究者の皆さまへ」として下記のようなツイートを投稿。《研究者の皆様へ。競争的資金と運営費交付金の合算使用可能ということを各所管官庁から通知します。令和4年度から科研費の内定通知を2ヶ月前倒しして、2月に採択通知を出します》瞬く間に4,000件を超えるリツイート -
菅首相会見《渡部を追求した熱意》で質問しない記者に批判
2020/12/05 06:0012月4日午後6時、総理就任以来、頑なに記者会見を拒んできた菅義偉首相(71)がついに記者会見を開いた。これまでは“合同インタビュー”や官邸内でのぶら下がり質問などには対応してきたが、記者クラブに所属する記者から事前に伝えられていた質問に答えるのがほとんどで、答えたくない質問は無視することも多かった。新型コロナの感染拡大が止まらないなか、就任会見から約3カ月経ってようやく行われた記者会見に、多くの -
「死ぬほど苦しめ」罵倒社長 HPで“社員は家族”と語っていた
2020/12/05 06:003日、東証一部上場企業の株式会社Casaが、社長による社員へのパワハラ騒動にたいして、公式サイトでと謝罪した。「本報道によりお客様、お取引先、投資家の皆様をはじめ関係各位に多大なるご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」3日、公式サイトでこう謝罪したのは東証一部上場企業の株式会社Casa。この“本報道”とは、同日発売された「週刊文春」で報じられた同社の代表取締役社長・宮地正剛氏(4 -
女性記者が家族で体験「PCR検査いまは“お金次第”の現状」
2020/12/04 06:00「PCR検査が受けられない」。新型コロナウイルス感染拡大の第1波と第2波ではそんな訴えが相次いだ。現在ははたして改善されているのだろうか。本誌記者が経験した“お金次第”の最新PCR事情ーー。「万が一、無症状でコロナ感染していた場合、不特定の方にうつしてしまうのが怖かった。出張先で『東京から来た人だ』と不安にさせてはいけないと思ったんです」11月上旬、本誌50代女性記者が東北地方への出張前にPCR検 -
コロナ死亡率は5分の1に…医師語る「治療選択肢が増えた」
2020/12/03 15:50かねて予想されていた感染者数の増大が現実のものとなり、「第3波の襲来!」と連日の報道が激化している。私たちは不安をあおられるばかりだが、第1波、第2波をへた今、その経験をもとに医療の現場も進化しているーー。「じつは第1波のころと比べると、死亡率は5分の1程度に低下しています。個々の症例によって一概には言えませんが、数字だけを見れば5人のうち4人、今なら助けられた命があるかもしれないということです」 -
新型コロナ「対策をしてこの死者数…インフルと比べられない」
2020/12/03 15:50「じつは第1波のころと比べると、死亡率は5分の1程度に低下しています。個々の症例によって一概には言えませんが、数字だけを見れば5人のうち4人、今なら助けられた命があるかもしれないということです」こう語るのは、日本感染症学会専門医で、東京歯科大学市川総合病院の寺嶋毅教授だ。現在、“第3波”の襲来ともいうべき、新型コロナウイルスの全国的な感染が急速に広がっている。10月末以降、東京をはじめ、大阪、北海 -
日本では2月接種開始か 新型コロナワクチン私たちはいつ打てる?
2020/12/03 11:00コロナから日常を取り戻すために、もっとも期待されているのがワクチンの開発。米国では12月中には接種が始まるという。日本にはいつ入ってくるの? 最新事情を聞いたーー。「ファイザー が12月にも米国で承認されれば、年内は流行が深刻な米国と欧州に優先的に供給されるでしょう。海外で良好なデータが得られれば、年明け早々にでも日本国内での手続きが進むと思います」そう語るのは、米国国立研究機関の病理専門医・峰宗 -
2タイプの「新型コロナワクチン」現段階では安全性と効果を確認
2020/12/03 11:00コロナから日常を取り戻すために、もっとも期待されているのがワクチンの開発。米国では12月中には接種が始まるという。その有効性は? 日本にはいつ入ってくるの? 最新事情を聞いたーー。「米国製薬大手ファイザーが、FDA(米国食品医薬品局)に新型コロナワクチンの緊急承認申請を提出しました。順調にいけば、12月中に米国で接種が開始される見通し。これで良好なデータが示されれば、来年の東京五輪までに日本でワク -
五輪感染対策はアプリ「国内すらできてないのに」と批判殺到
2020/12/02 16:42来年7月に延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催をめぐって、波紋が広がっている。日経新聞によると、政府は外国人の観客を受け入れるにあたって専用アプリを導入。ワクチン接種は入国時の条件とならず、公共交通機関の利用も制限がかからないと報じられた。来日する外国人はウイルスの陰性証明書を日本側に提出したうえで、アプリを利用すれば原則14日間の待機は免除。国内を自由に移動できるというのだ。またパス -
「GoToやめても焼け石に水」コロナ第3波を乗り切るには?
2020/12/02 11:00深刻化している“第3波”ともいわれる新型コロナウイルスの感染拡大。11月18日には1日あたりの新規感染者が初めて2千人の大台を突破し、25日には重症者数が全国で376人と過去最多を更新した。そんななか、今回の“第3波”で特徴的と言われているのは「高齢者の感染が激増している」点だ。以前は“若者を中心に、夜の街などでクラスターが発生している”などといわれてきた。しかし11月24日の大阪府新型コロナ対策 -
コロナ第3波で際立つ高齢者の感染 60代の重症化率は25倍超
2020/12/02 06:00「うちの病院のICUはいま、20床中のうち17床がコロナ患者で埋まっています。前回の第1波や第2波と比較しても『これほど一気に増えるのか……』と愕然としています」こう医療現場のひっ迫ぶりを明かすのは、関西のある大学病院で働く看護師だ。“第3波”ともいわれる新型コロナウイルスの感染拡大が、深刻化している。11月18日には1日あたりの新規感染者が初めて2千人を突破。また25日には重症者数が全国で376 -
吉村府知事「桜よりコロナ」と批判も都構想選挙で“ブーメラン”
2020/12/02 06:001日に発表された「ユーキャン2020年新語流行語大賞」。新型コロナウイルス対策の新概念として注目を集めた「3密」が大賞を受賞した。大賞は逃したものの、トップ10入りしたのが今年大流行した韓国ドラマ『愛の不時着』。ドラマの流行とともに「主役を務めるヒョンビンと似ている!」と話題にもなった吉村洋文大阪府知事(45)のある発言が注目を集めている。11月30日、囲み会見を開いた吉村府知事。感染者の増加が止 -
《3密》が大賞に! 新語・流行語大賞に《数年ぶりに納得》の声
2020/12/01 15:5012月1日、「2020ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンが発表された。年間大賞に選ばれたのは「3密」。さらにトップテンに「アベノマスク」「Go Toキャンペーン」「アマビエ」「オンライン○○」が選ばれるなど、10語中5語が新型コロナウイルスに関連のものになった。トップテンがある事象に由来する言葉にこれほど偏ったのは、「絆」「帰宅難民」「3.11」など、10語中5語が東日本大震災の関連ワードに -
岡田晴恵さん「洋服にまったく興味なし」を変えた恩人の一言
2020/11/30 14:00「今年に入って15キロ減りました。学生さんが着るような若い子の9号の服が普通に着られる。でも私の場合は、ストレスによる食欲不振からなので。健康的なやせ方ではないから」感染症対策の第一人者として、コロナ禍のメディアにひっぱりだことなった白鴎大学教育学部教授・岡田晴恵さん。11月中旬にも、『まんがで学ぶ!新型コロナ知る知るスクール』(著:岡田晴恵・まんが:山田せいこ/ポプラ社刊)が出版されたばかり。新 -
豪雨とWパンチで熊本はゼロに…コロナで財政調整基金がピンチ
2020/11/29 11:00都道府県の「貯金」である財政調整基金が危機的な状況を迎えている。コロナ対応のために大きく取り崩されているのだ。将来、私たちの生活にも影響が出る可能性がーー。「都道府県が貯金として積み立ててきた財政調整基金が、新型コロナウイルス対応に使われ大幅に目減りしています。災害や不況など税収減の場合に財政調整基金が取り崩されますが、第3波が来ているコロナ対応のために歳出は今後も増加する一方、税収の落ち込みが確 -
岡田晴恵さん 多忙な1年を過ごすなかで癒しになったのは
2020/11/28 14:00感染症対策の第一人者として、コロナ禍のメディアにひっぱりだことなった白鴎大学教育学部教授・岡田晴恵さん。最近では新型コロナウイルスについてまんがで解説した『まんがで学ぶ!新型コロナ知る知るスクール』(著:岡田晴恵・まんが:山田せいこ/ポプラ社刊)を出版したばかりだ。本取材を行ったのは、感染が再び本格的に広がり始める前の10月末。今年多忙を極めた岡田さんの“プライベートな部分”を聞こうと、取材に伺っ -
岡田晴恵さん「冬は換気を!」コロナ警鐘鳴らし続ける意味
2020/11/24 13:57「気温が低下して乾燥する冬を目の前にして、長期にわたるコロナ自粛から、国民全体が疲れているような気がします。私も疲れてヘトヘトですし。そんななかでは、どうしても予防対策に緩みも出てきてしまうと思います。そして冬が来たらと思うと……。新型コロナウイルスの流行も、医療の対応もとても心配なんです」取材は10月末。感染が再び広がり始める前だったが、冬に新型コロナウイルスの感染が拡大する懸念を語っていたのは -
“日本の第3波は深刻化しない”専門家が指摘する4つの根拠
2020/11/22 06:00「今回、第3波が来たことは間違いないです。これから冬を迎えて感染者が諸外国のように爆発的に増えるのではと心配されていますが、私はそうはならないのではないかと思います」こう語るのは元WHO専門委員でハーバード大学院卒の医学博士・左門新先生。新型コロナウイルスが日本でパンデミックを起こす可能性について疑念を示す左門先生だが、状況は日々悪化するばかりだ。北海道を皮切りに、埼玉県、大阪府などで次々と過去最 -
小柴昌俊さんの研究人生「支えてあげたい」と妻も結婚決意
2020/11/21 17:30東京大学特別栄誉教授の小柴昌俊さんが11月12日、老衰のため亡くなった。94歳だった。小柴さんは観測装置「カミオカンデ」を建設し87年、同装置によって超新星爆発で放出されたニュートリノを世界で初めて検出。ニュートリノ天文学を開拓したことが讃えられ、02年にノーベル物理学賞を受賞している。さらに97年に文化勲章、03年には勲一等旭日大綬章も受賞するなど華々しい経歴を持つ小柴さん。そのいっぽうで、4歳 -
なぜ“食の安全”への脅威?「種苗法改正」山田元農水相が解説
2020/11/17 15:50「種苗法の改正は今年2月の国会で可決されるところでしたが、女優の柴崎コウさん(39)などが『慎重な審議を求めます』とツイッターで声を上げた(現在は削除済み)こともあり、反対する世論が高まった。全国の県議会からも意見書が届けられたので、審議が先送りされたんです。しかし、この臨時国会では審議が始まってしまいました。委員会で可決されたら、衆参の決議を経て今臨時国会中に成立してしまう可能性が高い」そう解説 -
性虐待した父親が一転有罪に「課題はまだ山積み」の指摘も
2020/11/17 11:00実の娘に性的暴行を加えたとして、準強制性交等罪に問われた50歳の父親。19年3月の一審で名古屋地裁岡崎支部は無罪としたが、最高裁では一転有罪となり懲役10年が確定したと11月6日に報じられた。性暴力の根絶を訴えるフラワー・デモのキッカケにもなった通称“岡崎事件”。ここで事件の概要を改めて見てみよう。被害女性のAさんは実父と実母、弟3人との6人暮らし。もともと父親はAさんに暴力をふるっていたが、母親