自ら引退届を出した朝青龍には、退職金にあたる、横綱の養老金・3千450万円と特別功労金・1億5千万円前後が支払われる。ほかにも懸賞金の積立を合わせれば、合計2億円前後。さらに、9月末か10月に予定されている引退興行の収入などを合わせれば“引退の餞別”は5億円近くになる。しかし、彼の一族がモンゴルで営む財閥は`08年9月のリーマンショック以降、業績が振るわず、朝青龍が懇意にしていたエンフルバヤル元大統領が’09年6月に失脚。“一族の出世頭として国会議員転身を図り、なんとか家業を立て直したいと願う朝青龍の次の人生は?渾身取材は本誌にて。