タレント小堺一機(55)が司会するフジテレビ系昼のトーク番組『ライオンのごきげんよう』が1月に20周年を迎えたのを記念し、名場面DVD『サイコロトーク20周年記念DVD なにが出るかな!?』と書籍『いつだってごきげんよう~小堺一機が学んだ会話術~』が25日に発売されることとなり、23日に東京・台場のフジテレビで記者会見した。スタジオに立てられた番組のセット内に報道陣を招いて取材に応じた小堺は「20年過ぎたという実感がごさいません」と本音を語った。番組開始時の写真を手にして「いろんなものを無くしました。20年前の奥さんは、家に帰ったら奥から走ってきましたが、今では奥へ走って行きますよ」と自身の家庭生活の変化を語り、笑いを誘った。また、ここまで番組が続くとは思っていなかったと明かし、「プロデューサーから『いつ面白くなるんですか?』と言われてましたね。でも始まってから数字が上がっていきました。そんな時に初めて社長が楽屋に来てくれて、褒めてくれると思ったら『独立したら潰すぞ』と言われて、未だに独立していません。これからは25年、30年と考えずに足元の面白さを見て自然体でいきたいですね」と控えめに語った。(撮影:鈴木鍵一)

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