7日、渋谷・NHK放送局で、NHK連続ドラマ『マドンナ・ヴェルデ~娘のために産むこと~』の制作発表会が行われた。発表会には、主演の松坂慶子(58)をはじめ、国仲涼子(31)、藤村志保(72)、南明奈(21)らが出席した。物語は、55歳のみどり(松坂)が、病気で子宮を失った一人娘で産婦人科医の理恵(国仲)のために、日本では認められていない代理出産に挑むという内容となっている。松坂は「私も年頃の娘が2人いるので他人事とは思えませんでした。自分ならばどうするだろうかと自問自答しながらドラマに臨みました」と撮影を振り返っていた。松坂の娘役を演じた国仲は、国仲は「『私の子どもを産んでくれない?』というセリフにたどり着くまでが大変でした。娘と母が女対女、母対母になってぶつかり合うのも見どころです」とドラマのPRをした。また、同ドラマは、地震が起きた前日にクランクアップを迎えており、松坂は「ニュースを見て、皆さんの痛みをともに感じています。命のリレーをしていくドラマですので、ご覧いただいた皆さんと、大きく前に進んで行けたら」と被災者に向けてメッセージを送った。(撮影:小山伸正)