9日、都内で、NHK総合の連続ドラマ『金魚倶楽部』の発表会見が行われた。会見には、主演の入江甚義(17)、はじめとする刈谷友依子(14)、栗原吾郎(15)らが出席した。同作は同名のケータイ小説が原作で、モテ男にも関らず、女の子や進学にいまいち興味が持てない高校3年生のハル(入江)が、家庭環境を理由に嫌がらせにあっている高校1年生のこと(刈谷)を助けたのをきっかけに、二人だけの『金魚倶楽部』を結成し、展開していく物語となっている。今作で連ドラ初主演を果たす入江は、等身大の高校生のラブストーリーを通して「人を好きになるって、同時に人を傷つけることになるなって。そういうの、難しい。僕自身、歩み寄ることないけど、(演じる役は)魅力ある子に歩み寄ってくので、理解しながら演じています」と役作りを語るとともに、自身の恋愛観も明らかにした。主要キャスト5人は、1200人以上の中からオーディションで選ばれた。ヒロイン役の刈谷は「プレッシャーもあったけれど、映像が形になってくるにつれて、だんだんと実感がわいてきた」と笑顔で語った。栗原は「すごく不安。僕は中学、高校ともに男子校だから恋愛経験がないし…」と笑わせていた。(撮影:河崎文雄)

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