2日、東京・丸の内TOEIで映画『小川の辺』の初日舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には、主演の東山紀之(44)をはじめとする勝地涼(24)、松原智恵子(66)、藤竜也(69)出演者と篠原哲雄監督が登場した。同作は、藤沢周平の『海坂藩大全』に収められた一篇を原作に、妹の夫で親友である男の討伐を命じられた武士とその奉公人の旅路を中心に武士として生きる苦悩、義と情の思いを描いた内容となっている。東山は「やっと初日を迎えることができました。たくさんの応援が小川になり、そしてこの流れが大河に向かうことを切に願っております」と挨拶をした。また、この日は7日の七夕が近いことから短冊に願い事を書きこみ飾った。東山は「『世界が平和になりますように』って書きましたけど、本当の願いは『給料があがりますように』です」と話し、笑いを誘った。事前に来場客が飾った短冊の中に「相葉ちゃんの病気が早く良くなりますように」と入院中の相葉雅紀(28)の回復を願う短冊を見つけると、東山は「僕もホントにそう思うよ」と後輩のことを心配していた。(撮影:柴田悟)